爆発現(xiàn)場からシアン化ナトリウムは見つかったのか。その量はどのくらいだったのか。具體的な保管場所はどこだったのか。世間の注目を集めるこうした疑問に対し、北京軍區(qū)の史魯澤?參謀長は、16日に開かれた「8?12瑞海公司天津港危険化學(xué)品倉庫爆発事故第6回記者會見」において、爆発現(xiàn)場に保管されていたシアン化ナトリウムの具體的な場所2カ所はすでに確認(rèn)され、保管量については、數(shù)百トンと推定されると述べた。新華社が報じた。

記者會見での史參謀長の発表內(nèi)容は以下の通り。

爆発現(xiàn)場には、コンテナが山積みされていた。コンテナの中身は様々で、瑞海公司の従業(yè)員でさえも、シアン化ナトリウムを保管していた具體的な場所を特定することができず、探し出すのには困難を要した?，F(xiàn)場検証から、數(shù)百トンのシアン化ナトリウムが保管されていた2カ所がほぼ確認(rèn)できた。

これまでに、爆発によって漏れ出した一部を1カ所に集め、過酸化水素水またはその他の物資によって化學(xué)的に中和し、溶解するという3つの方法でシアン化ナトリウムを処理した。

大面積に分散したものについては、高さ1メートルの塀を築いて囲い込み、降雨による化學(xué)反応の発生を防ぐため、必要な雨水遮斷措置を採って二次汚染対策を講じた。容器が破損していないものは、速やかに搬送し、現(xiàn)場から遠(yuǎn)ざけ、専門企業(yè)が処理した。

この他、天津環(huán)境保護局環(huán)境応急専門家チームを率いる包景嶺氏は、記者會見において、次の通りコメントした。

爆発現(xiàn)場に保管されていたシアン化ナトリウムのほとんどは、密封狀態(tài)が良好で、爆発の衝撃で中身が漏れたのはごく一部?，F(xiàn)在、シアン化ナトリウム汚染に対する無害化処理が進められており、有効的制御することが可能だ。消火活動はすでに終わっていることから、隔離エリア外の大気の質(zhì)や飲料水の安全については、心配するには及ばない。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月17日