中國(guó)人民銀行(中央銀行)は13日、人民元の対ドルレートの基準(zhǔn)値を3日連続で大幅に切り下げ、基準(zhǔn)値を1ドル=6.3306とした。1136ポイント引き下げられた11日の基準(zhǔn)値1ドル=6.2298と比べて1.6%の元安?ドル高だ。新京報(bào)が報(bào)じた。
元安誘導(dǎo)路線が加速していることへの懸念に対し、人民銀行は12日、公式サイトで、「現(xiàn)在、人民元が継続的に下落する根拠はない。管理フロート制を?qū)g施しており、為替レートの基準(zhǔn)値の変動(dòng)は正常。短期的な慣らし期間を過(guò)ぎれば、外國(guó)為替市場(chǎng)でのレート変動(dòng)や人民元レートの基準(zhǔn)値の変動(dòng)は、徐々に安定へ向かう」との見(jiàn)方を示している。
人民元のさらなる切り下げや米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)(FRB)が9月に利上げを?qū)g施し、新興市場(chǎng)の通貨も下落するのではとの予測(cè)から、12日には、新興市場(chǎng)の通貨が軒並み大幅に下落した。この問(wèn)題に関して、タイやフィリピンの中央銀行の當(dāng)局者は楽観的な態(tài)度を示している一方、インドネシアの中央銀行の當(dāng)局者は支えきれないとの見(jiàn)方を示している。
■「人民元の下落幅はコントロールできる」
人民元の対ドルレートの基準(zhǔn)値が2日連続で切り下げられた12日には、今年末までに、人民元の対ドルレートは、さらに約3-4%下落し、1ドル=6.40-6.45になるのではと、市場(chǎng)で予測(cè)された。
しかし、対外経済貿(mào)易大學(xué)(北京)の楊軍教授は、「人民元の下落幅はコントロールできる。でなければ、引き下げを?qū)g施することはしない」と指摘している。今回の基準(zhǔn)値改革は、國(guó)民のグローバル化や、國(guó)際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)構(gòu)成通貨への人民元採(cǎi)用を狙う國(guó)家戦略の1つで、単に、基準(zhǔn)値調(diào)整が、FRBの利上げや元高と重なったため人民元の下落が生じたに過(guò)ぎない。
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