外資系の日用化學品メーカーはこのところ、明暗がはっきりと分かれている。中國人消費者による國內外での「爆買い」によって、日韓系メーカーは大幅な増収を実現(xiàn)、資生堂や韓國のアモーレパシフィックなどが好業(yè)績を収めている。ロレアルも11日、メディア向けのプレスリリースで今年上半期に過去20年間で最大の成長率を実現(xiàn)したことを発表、「有利な為替相場が積極的な影響をもたらした」としている。蘭州晩報が伝えた。
P&Gはこのほど、2015年度第4四半期(4~6月)の決算を発表、同期の同社の純利益は約80%減の5億2100萬ドルだった。第4四半期の売上高は9.2%減の177億9千萬ドル。売上高と純利益が共に減少するのは4四半期連続となった。
ユニリーバの半年報告書によると、売上の伸び率低下の影響を受け、今年上半期の利益が18%減の27億2千萬ドルとなった。同期、ユニリーバの新興市場での売上高は6%増となり、昨年同期の6.6%を下回った。
一方、日韓系のメーカーは笑いが止まらない。2015年度第1四半期(4月~6月)、資生堂は黒字転換を果たした。日本國內の売上高は15.7%増の920億円、國際市場での売り上げは24.1%増の1103億円に達した。資生堂は大幅増収の原因として、2014年10月以降に訪日外國人、特に中國人が増えたことを挙げている?!副Iい」のおかげで、資生堂の既存店売上高は9%の大幅増となった。
韓國最大の化粧品メーカー?アモーレパシフィックは、今年第1四半期、韓國および海外市場の売上高が前年同期比26.7%増の計1兆4438億ウォンに達し、営業(yè)利益も同49.9%増と、力強い成長の流れを維持したことを明らかにした。中でも最も重要な海外市場は中國で、2桁成長を維持した。
アモーレパシフィックは取材に対し、「販売チャネルの多様化と、ブランドの影響力の向上により、ラネージュ(蘭芝)や夢粧、ソルファス(雪花秀)、イニスフリー(悅詩風吟)、エチュードハウス(伊蒂之屋)などのブランドの業(yè)績がいずれも好調だった。今年第1四半期の中國市場の売上高は前年同期比52%増に達した」としている。
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