中國経済の近年の高度?安定成長により、可処分所得が増えている「中國のおばさん」は、投資に使える資金をある程度蓄えている。國際金価格が2013年4月に1300ドル前後に暴落すると、「中國のおばさん」は金の買い占めで一躍有名になった。その2年後、上海総合指數(shù)が過去最高を更新し続け、売り逃げしていた投資家が株式市場に回帰した。その中には、広場でのダンスから戦場を移した「中國のおばさん」も含まれる。しかしながら株式市場の変動(dòng)に伴い、高値で株を購入したおばさんたちは、痛い思いをして株式市場から撤退し、再び金市場に移った。ところが金価格は先月1130ドルまで下落し、5年ぶりの低水準(zhǔn)となった?!钢袊韦肖丹蟆工?、市場が警戒する「逆張り指標(biāo)」となってしまった。中國証券報(bào)が伝えた。
「中國のおばさん」の多くは市場のことをよく理解しておらず、仲間から伝え聞いたいわゆる「情報(bào)」を頼りにし、何の懸念もなくハイリスクの投資に手を出し、盲目的な投資を行う。彼女たちは仲間やメディアに煽られ、衝動(dòng)的になり非理性的な決斷を下しやすい。また「中國のおばさん」は金融投資への理解が不足しており、金融商品に対する認(rèn)識(shí)にも一定の限界が存在する。彼女たちは短期的な金融商品の動(dòng)向に基づき、長期的な動(dòng)向を判斷しやすい。
一方、日本のミセスワタナベは、より専門的で理性的だ。ミセスワタナベという言葉は、1990年代に生まれた。日本國內(nèi)で長期的に超低金利?ゼロ金利政策が続き、家計(jì)を握る中産階級(jí)の主婦たちが、銀行の利息からFX投資に切り替えた。ミセスワタナベは低金利の円を借り、投資収益率の高い外國の債券や外貨の投資に充てた。大幅な円高が生じなければ、彼女たちは安定的な利ざやを手にすることができた。その後の世界的な金融危機(jī)の勃発により、重要なリスク回避通貨である円相場が上昇した。またヘッジファンドの脫レバレッジなどの複雑な要素がからみ、ミセスワタナベはかつての勢(shì)力を失い、赤字に直面した。しかし新たな國際金融情勢(shì)において、ミセスワタナベは依然として専門的かつテクニカルな投資家として稱されている。
「中國のおばさん」は投資および資産運(yùn)用で頭角を現(xiàn)したばかりで、ミセスワタナベのように専門的な投資家になるまではまだ時(shí)間がかかる。「中國のおばさん」はまず、大衆(zhòng)心理に従い非理性的?盲目的な行為をしていたことを意識(shí)するべきだ。次にミセスワタナベの投資の価値観を參考にし、獨(dú)立した精神、富の自由を目標(biāo)とするべきで、投資を富を誇り他者と比較する手段にするべきではない。それからおばさんたちは女性の投資講座を開き専門的な知識(shí)を広め、國內(nèi)外の市場などの投資先を理性的に認(rèn)識(shí)するべきだ?!钢袊韦肖丹蟆工瑢?、より専門的で理性的な姿で、金融市場に凱旋することを信じている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月13日
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