刑法修正案(九)草案が24日、全國人民代表大會常務(wù)委員會の審議に再び取り上げられた。草案第3稿では、現(xiàn)行法にある「幼女買春罪」が削除されており、この種の行為は一律、刑法の幼女姦淫罪、すなわち強(qiáng)姦罪に組み入れられ、厳しい処罰が科せられる。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
「幼女買春罪」については、現(xiàn)行刑法第360條第2項(xiàng)で「14再未満の女子児童を買春した者は、5年以上の有期懲役ならびに罰金が科せられる」と定められている。 全國人民代表大會法律委員會によると、「幼女買春罪」は、1997年の刑法改正時に、幼い女の子を性犯罪から守る目的で新たに追加された條項(xiàng)。ここ數(shù)年、これに絡(luò)む犯罪に新たな局面が生まれ、法執(zhí)行プロセスにもいくつかの問題がある狀況を考慮して、刑法第360條第2項(xiàng)に定められた「幼女買春罪」を廃止した上で、このような行為は、刑法第236條の幼女姦淫罪、すなわち強(qiáng)姦罪を適用してより厳しい処罰を科すべきという提案が出された。
現(xiàn)行刑法の第236條第2項(xiàng)では、「14歳未満の幼女と姦淫する者は、強(qiáng)姦と見なし、重く罰する」と規(guī)定されている。
刑法の修正案(九)草案第2回審議稿は、7月6日に中國人民代表大會公式サイト上に意見征求稿が発表され、広く社會から意見が募集された。これを受け、「現(xiàn)行刑法の『幼女買春罪』は廃止すべき」という聲が數(shù)多く寄せられた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月25日
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