中國の習(xí)近平國家主席がオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の招待を受けて、近く米國を公式訪問する。中米関係が新たな歴史的段階に入って以降、雙方が未來に向けて両國関係について計(jì)畫を立てる肝要な訪問であり、並外れた意義を持ち、ことのほか注目される。中國の崔天凱駐米大使はこのほど「習(xí)主席訪米の準(zhǔn)備作業(yè)は現(xiàn)在大々的に進(jìn)められている。訪米日程は全てが目玉であり、『驚喜』すべき成果があると信じている」と表明した。この発言を受けて世界は習(xí)主席の訪米に様々な期待を寄せている。（文：阮宗沢?本紙?zhí)丶s論説員、中國國際問題研究院常務(wù)副院長。人民日報(bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

　期待1：カリフォルニア州「サニーランズ會談」、北京「瀛臺夜話」の対話モデルを継続できるかどうか。中米首脳間のこの獨(dú)特な対話形式は、協(xié)力?ウィンウィンの新型の大國関係の構(gòu)築について共に話し合うことを示すものであり、相互理解?親善の深化にとって極めて重要だ。中米最高指導(dǎo)者によるこうした対話は両國の協(xié)力拡大、信頼強(qiáng)化、溝の有効なコントロールにかけがえのない役割を発揮し、新型の大國関係が一層の具體的成果を得るよう後押しする。

　期待2：従來の事業(yè)を継承して今後のために道を切り開き、未來を切り開く。最大の発展途上國と最大の先進(jìn)國として、中米関係は新たな歴史的出発點(diǎn)に立っており、両國はすでに責(zé)任共同體となり、多くの重任を擔(dān)っている。未來の計(jì)畫を立て、中米関係という巨大な船を正しい方向へと導(dǎo)き、成功の岸へと到著させることは、中米関係の未來と両國民の切実な利益に関わり、國際?地域情勢にも広範(fàn)で計(jì)り知れない影響を與える。

　期待3：中米関係の加法と減法をどう仕上げるか。加法とは両國協(xié)力のパイを大きくし、中米協(xié)力の恩恵が両國と世界により多く行き渡るようにすることだ。減法とは溝を縮小、解消して、主客転倒を防ぐことだ。中米関係の「主旋律」は協(xié)力であり、これは両國の特殊な地位によって決まったものだ。南中國海問題、サイバーセキュリティー、人権などの爭點(diǎn)、難點(diǎn)は両國関係のエピソードに過ぎず、適切なパイプと制度によって対処すべきだ。さもなくばこうした問題がもたらず雑音が、外部を錯覚させ、さらには中米関係に対する人々の判斷を妨げ、これに影響を與える。