秋も大半を過ぎた舊暦9月の重陽節(jié)を迎えるこの時季は、肺熱や咳、疲労といった癥狀が見られやすく、中國醫(yī)學では「秋燥」と呼ばれている。信息時報が伝えた。
人體への気候の影響は、食を通じて防ぐことができる。秋燥の場合はレンコンだ。新鮮で甘く、白く柔らかいものが好ましく、レンコンの産地では採りたてのレンコンをそのまま食べる人も多い。生のレンコンは秋燥予防に効果的で、涼血清熱の効果、つまりほてりや血熱証の改善に効果があるとされる。生のレンコンはそのまま絞って飲んだり、甘酢かけや和え物にして食べることもできる。
咳が出た際に「蜜煉川貝枇杷膏」や「蜜煉柚子茶」といったものを摂取するという人は多い。「蜜」は中國醫(yī)學で肺に良いとされるため、「蜜煉」は咳止め薬の重要な製法となっている。しかし、胃腸の弱い人は、蜂蜜の摂取によりお腹を下すことがあり、摂取する際は40度前後のぬるま湯で飲むと胃腸にも優(yōu)しい。顔にニキビなどができた場合は常溫水に蜂蜜がより効果的だろう。(編集IM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680