1年で最も寒い日の養(yǎng)生法

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年01月20日14:33

1年に24ある節(jié)気のうち、最後のふたつ「小寒」と「大寒」は、年間で最も寒い時(shí)期に訪れる。漢方では、この時(shí)期、自然界では陰が陽(yáng)に勝り、寒さが身に堪え、心や腎の陽(yáng)気が不足する『心陽(yáng)虛』や『腎陽(yáng)虛』に陥りやすいと言われている。このため、陽(yáng)気を養(yǎng)う養(yǎng)生が最も大切になってくる」と警告している。生命時(shí)報(bào)が伝えた。

〇溫かい食べ物を摂って腎を養(yǎng)う

陰陽(yáng)五行が五臓と季節(jié)との相関関係を見(jiàn)た場(chǎng)合、腎臓は「冬」に対応し、「水」に屬するため、「冬は腎を養(yǎng)う」ことは、養(yǎng)生の基本となっている。黒胡麻、黒きくらげ、黒豆などの「黒い食べ物」は、腎を養(yǎng)う上で最も重要であり、率先して食べるべきだ。このほか、クルミ、りゅうがん、栗など堅(jiān)果類の食品も、冬に腎を養(yǎng)う働きが高い。

漢方の考え方には「冷えを溫める」という原則がある。羊肉、牛肉、鶏肉、豚ロース肉などの身體を溫める食べ物は、體內(nèi)の陽(yáng)気を高め、人の耐寒力を高める働きがあり、冬に食するのに大変適している。だが、陽(yáng)気を補(bǔ)うことと同時(shí)に、漢方には、「冬には大根、夏には生姜を食べる」という言い方もある。肉を煮込む時(shí)に大根も一緒に煮込む、あるいは大根の千切り炒めや蒸した大根餅を肉料理に添えると、栄養(yǎng)の過(guò)多摂取による冬場(chǎng)の消化不良を防止することができる。