冬から春への季節(jié)の変わり目は、天候が不安定なため、適度に心身を調(diào)整するよう心がける必要がある。この時期の養(yǎng)生は、「天人合一(宇宙や自然との一體性を図ること)」を重んじ、心身ともにバランスの取れた狀態(tài)に整えることがポイントとなる。北京晩報が伝えた。
「春になり天候が暖かくなったといって、すぐに厚い服を脫ぎ薄著になってはいけない」という昔からの教えを侮ってはならない。春の初めは、気溫の変動が激しいため、抵抗力が下がり、冬よりも寒さに対して弱くなりがちで、特に活動の源となる「陽気」が損なわれやすい。よって、常に身體を暖かく保つことを心がけ、軽率に薄著になることを控えなければならない。とはいえ、「厚著」し過ぎると、今度は身體の內(nèi)部で熱が異常に発生してしまい、大量に発汗し、その後冷えると風邪をひきやすくなるので注意すること。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」だ。冬から春への季節(jié)の変わり目は、食養(yǎng)生であれ薬養(yǎng)生であれ、科學的な「適度」に注意し、冬の間補っていた量をだんだんと減らし、「快適」「成長」「スムーズ」など春の特性に徐々に適応するのが理想的だ。食事の面では、栄養(yǎng)のバランスを重視し、肉を食べる時には野菜や果物もしっかり摂ること。スリムな身體を維持するために肉を食べることを避ける女性もいるが、肉を食べないと栄養(yǎng)不足になり、血分が不足してしまい、ひどくなると「陰虛(血や體液など身體の中の水分が不足する狀態(tài))」の癥狀や婦人科系疾患を招く恐れがある。
運動はほどほどに。生命體はそもそも運動する性質(zhì)を持っている。春になって暖かくなると、屋外での適度な運動は是非行いたい。だが、運動も科學的な節(jié)度を保つべきだ。あまり激しく運動すると、大量に発汗し、陰の気を大量に消耗してしまい、健康を損ねる恐れがある。それによって、「春困(春に感じるだるさや眠気)」や「亜健康」狀態(tài)に追い打ちをかけることにもなりかねない。(編集KM)
?人民網(wǎng)日本語版?2014年2月27日
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