天津自由貿(mào)易區(qū)が上半期に許可され、開放がさらに拡大される可能性が出てきた。開放される地域の範囲は、これまでの予想を大幅に上回る見通しだ。これには東疆地區(qū)のみに限られず、浜海新區(qū)全體と港灣が含まれる可能性がある。また投資およびサービス貿(mào)易の利便化を促進するため、金融?行政審査の面で天津自由貿(mào)易區(qū)への権限委譲が進む見通しが出てきた。中國証券報が伝えた。

　天津市委員會は現(xiàn)在、「投資?サービス貿(mào)易の利便化を全力推進する総合的な改革?革新」を、2014年の業(yè)務(wù)重點の最優(yōu)先事項としている。天津市はそれまで、2014年の最も重要な業(yè)務(wù)內(nèi)容を、「自由貿(mào)易実験區(qū)の積極的な建設(shè)」と表現(xiàn)していた。総合的に見ると、天津自由貿(mào)易區(qū)の開放は、予想を上回る可能性がある。天津市は中國北方の最も重要な港灣都市になり、新たな改革開放の中で先頭に立ち、投資?サービス貿(mào)易の利便化を促進する総合的な改革?試験を積極的に模索することが期待されている。

　天津市委員會はこのほど常務(wù)委員會會議を開き、総合改革試験區(qū)における貿(mào)易の自由化、投資の利便化、金融サービスの改善、ハイエンド産業(yè)の集約、法制度の規(guī)範化、透明かつ効果的な管理、周辺地域への影響などの內(nèi)容について議論した。天津市委員會書記の孫春蘭氏は、「新たな改革の中で、天津市は新たな突破を?qū)g現(xiàn)する。思想を開放し、広い視野を持ち、高い視點に立ち、強い勇気を持ち、歩みを速め、重點分野の改革の畫期的な進展を推進することが重要だ」と強調(diào)した。

　天津市副市長、浜海新區(qū)區(qū)長の宗國英氏は、「中央政府と中國國務(wù)院の要求に基づき、浜海新區(qū)は天津市の特色を持つ総合的な改革?革新區(qū)を設(shè)立し、港灣?空港?物流パーク?自主革新モデルなどの長所を集める」と述べた。

　浜海新區(qū)は現(xiàn)在、行政施設(shè)の建設(shè)を大々的に推進しており、2014年の固定資産投資は5700億元（約9兆6300億円）以上に達する。海と空の港、総合的な交通、エネルギー保障、情報化の4大インフラを推進し、港灣、レール交通、クリーンエネルギーなどのプロジェクトをスタートする。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月12日