円安を背景とし、日本は33カ月連続で貿(mào)易赤字に陥っており、2013年通年で過(guò)去最大級(jí)の赤字を記録することがほぼ確定的となっている。日本の経常収支は黒字から赤字に転じ、昨年11月には1985年の記録開(kāi)始から最大規(guī)模の赤字を計(jì)上した。安倍首相が期待する、円安による輸出拡大の「Jカーブ効果」は、現(xiàn)在もまだ現(xiàn)れていない。

　同時(shí)に日本の借金が急速に拡大している。2013年末時(shí)點(diǎn)で國(guó)の借金は1000兆円を突破し、対GDP比が約240％に達(dá)し、ギリシャの債務(wù)危機(jī)の2倍の規(guī)模となっている。この狀況の中、安倍首相は中國(guó)と対抗するため、積極的に軍拡に取り組み、海外に金をばらまいている。これは日本の借金の拡大を早め、日本が次のギリシャになる可能性が高まっている。

　力強(qiáng)さに欠けているものの、これらの問(wèn)題を解決できる経済改革である「3本目の矢」は、保守的な日本において今もなお放たれていない。

　つまるところ、アベノミクスは日本という高齢者に「カンフル剤」を打ち、日本の將來(lái)を消費(fèi)するようなものだ。上述した狀況が生じたのも、意外なことではない。當(dāng)然ながら日本の家計(jì)にはまだ余裕があり、安倍首相が一定期間ごまかし続けるには十分だ。しかしバブルはいつか崩壊する日が來(lái)る。その日が遅れるほど、影響は大きくなる。日本の今後の経過(guò)を見(jiàn)守ろう。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月28日