西遊記の世界を描く3D大作「西遊記之大閙天宮(The Monkey King)」が春節(jié)(舊正月)の今月31日に封切られる。23日に公開(kāi)された予告編では、孫悟空が虎や玉皇大帝に変身している。ご機(jī)嫌の時(shí)はうれしそうに竜宮で仲間と遊び、イライラすると仙女たちを身動(dòng)きが取れない狀態(tài)にさせ、怒ると暴れまわるという孫悟空らしさが、同作品でも見(jiàn)られるのは間違いなしで、ファンの期待に応えてくれそうだ。制作會(huì)社によると、同作品は香港や臺(tái)灣など、32の國(guó)や地域で次々に公開(kāi)される予定。東洋のスーパーヒーローが中國(guó)という枠を超えて、世界に旅立つ。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

　予告編を見(jiàn)ると、同作品のストーリーが垣間見(jiàn)える。孫悟空は天宮で暴れまわり、玉皇大帝や牛魔王との関係をこじらせる。鉄扇公主は愛(ài)情のために犠牲となり、牛魔王は魔族と愛(ài)の間でジレンマに陥る。これらの紆余曲折が、見(jiàn)る人をハラハラさせる。また、無(wú)邪気な孫悟空と九尾の狐が作る絆は新鮮で感動(dòng)を與える。さらに、四大天王や哮天犬、花果山霊猴、魔界群妖などのキャラクターが、手厳しい役割やあどけない役割を生き生きと演じ、見(jiàn)る人を楽しませる。公開(kāi)に先立って同作品を鑑賞したというメディア関係者は、「ストーリーは改編されているが、特別大きな変化はない。でも、結(jié)末は分かっていても、過(guò)程を見(jiàn)逃すことはできない。これまで孫悟空を何度も見(jiàn)たという人も、初めて見(jiàn)るという人も、ストーリーを十分に楽しめる。さわやかで時(shí)代の気風(fēng)さえ感じる出來(lái)となっている」と評(píng)価している。孫悟空、玉皇大帝、牛魔王のうち「王」となるのは誰(shuí)か？孫悟空と九尾の狐の関係はどうなるのか？牛魔王と鉄扇公主の戀の結(jié)末はどうなるのか？封切りが待ち遠(yuǎn)しい。

　同作品は、中國(guó)以外に、香港や澳門(mén)(マカオ)、臺(tái)灣、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、タイ、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、韓國(guó)、フィジー諸島、パプアニューギニア、トンガ諸島、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、アフガニスタン、ロシア、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、イラン、イラク、エジプト、サウジアラビアなど、アジアを中心とした32の國(guó)や地域で相次いで公開(kāi)される。そのため、制作會(huì)社はアジア版のポスターを制作している。アジアを席巻した後、3月には、米國(guó)やカナダ、日本、西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、中央アメリカ、南米、アフリカなどの數(shù)十カ國(guó)と地域で公開(kāi)される。東洋のスーパーヒーロー孫悟空が世界各地で登場(chǎng)し、ファンは孫悟空の新たな冒険の旅を楽しむことになる。 （編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月26日