最高気溫トップ5（7日午後4時(shí)）
　
　重慶市江津區(qū) （43.5度）
　浙江省奉化市 （43.5度）
　四川省興文県 （43度）
　四川省敘永県 （42.8度）
　四川省合江県 （42.6度）

　中國中央気象臺(tái)は7日、「中國南方地域は引き続き熱波に襲われる」と発表した。猛烈な暑さが何日間も続き、天気関係のニュースで用いられる「ストーブ中のよう」や「土もこげるほど」などの言葉も、全く新鮮味がなくなってしまった。一方、中國全土の天気予報(bào)を掲載しているサイト「中國天気網(wǎng)」のデータによると、今年最も寢苦しい夜を過ごしているのは、上海と湖南省長沙市の市民だ。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

中國の國土の6分の1が猛暑日に

　中國中央気象臺(tái)の観測(cè)資料によると、7日午後3時(shí)、黃淮（黃河以南、淮河以北）や華南(淮河以南地域)北部の16の省、區(qū)、市で猛烈な暑さを観測(cè)。気溫35度以上の猛暑になった地域の面積が、中國大陸部の國土面積の6分の1に當(dāng)たる156萬平方キロメートルに達(dá)した。40度以上となった地域の面積も約7萬平方キロメートルに達(dá)した。また、7日午後4時(shí)、中國全土の多くの地域で気溫42度以上を記録した。省都や直轄市のうち、重慶市や浙江省杭州市、上海市などの最高気溫が40度を超えた。

　7日の時(shí)點(diǎn)で、同気象臺(tái)は17日連続で「高溫警報(bào)」を発令している。うち、警報(bào)としては2番目に強(qiáng)いオレンジ警報(bào)の発令は14日続いている。同気象臺(tái)の馬學(xué)款?首席予報(bào)員によると、約半月間連続で高溫オレンジ警報(bào)が発令されるのは過去に例がなく、今年が初めてだという。

　馬首席予報(bào)員は、「13日よりも前、特に9日と10日は、猛烈な暑さが続くと見られる。13日以降は、気溫は少し下がり、猛烈な暑さとなる地域も少し狹まるだろう。ただ、暑さが終わるわけではなく、黃淮や江南(長江の南)などの地域では暑さが続くだろう」と予想している

上海と長沙市は夜間も暑い

　焼けつくような暑さの日中を過ぎると、涼しい夜が待っているのだろうか。中國天気網(wǎng)が7日に発表した「夜間の気溫ランキング」によると、決してそうではないことが分かる。同ランキングによると、今年、夜間の最低気溫が30度以上の「超熱帯夜」の日が最も多かったのは上海で7日間、2位は長沙市で6日間だった。つまり、同2都市の住民は最も寢苦しい夜を過ごしているということだ。以下、重慶市は3日間、杭州市は2日間だった。

　同サイトの李小泉?首席気象専門家は、「夜間の気溫が30度に達(dá)すると、日中の30度より耐えがたく感じる。もし、日中暑くても、夜間に涼しければ、暑い時(shí)間が短くなり、夜の間に暑さが原因の問題を解決しておくことができる。反対に、日中も夜も暑いとなると、暑い時(shí)間が長くなり、我慢が難しくなる」と指摘している。（編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年8月9日

中國、猛烈な暑さ