春節(jié)(舊正月。今年は1月31日)に帰省して年越しした人達(dá)の多くは、「田舎は小さいのに渋滯がある!」と感じただろう。実際には渋滯は、クルマが多い訳ではなく、マイカー所有者の交通協(xié)力マナーが著しく遅れており、クルマがもたらす利便性と優(yōu)越感だけに浸り、相応の責(zé)任と義務(wù)を負(fù)いたくないところが大きい。昨年、もし新たな交通規(guī)則により違法行為が厳罰化されなかったら、道路の亂れはより一層深刻になったはずだ。もっとも、処罰だけでは、根本的なところは直らない。道路上のクルマと人は、共に秩序を遵守すべきだ。これについては、日本の交通マナーを考えることによって中國の參考にすることができる。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。
■通勤には地下鉄
日本の大都市のサラリーパーソンは、通勤手段として地下鉄か電車を選ぶ。東京は小さく、駐車場には限りがあり、各家庭がすべてマイカーを所有している訳ではない。しかし東京以外では、自宅內(nèi)に駐車できればクルマを買うことができる。マイカー所有は、日本では自慢することではない。クルマを持っていても、運(yùn)転を避けることは日本ではよくある。クルマでの外出の多くは必要が理由だが、出退勤には使わない。
日本の地下鉄では、いわゆる「衆(zhòng)生平等」が真に実現(xiàn)している。社長からフリーターまで、皆地下鉄に乗る。外見や行動(dòng)から違いは分からない。スーツに革靴、アタッシェケースの人、新聞や読書に熱心な人、全員が一列に乗下車する。日本でよく見られる壯観な順番の列は、地下から地上まで伸びることもあるが、割り込む人はいない。マナーを守らないいざこざは、あり得ない。
地下鉄利用が主流のため、都會(huì)が通勤で渋滯することはない。マイカー通勤は地下鉄に比べて速いかもしれないが、都會(huì)の日本人はあまりクルマを運(yùn)転せず、これは教育と関係がある。日本人は幼い頃から、日本は狹く、資源は限られ、やみくもに浪費(fèi)すべきでない、と教えられる。5人乗り小型車に一人だけが乗っていたら、一種の浪費(fèi)、すなわちガソリンの浪費(fèi)であるばかりか、本來は限られた道路資源と駐車場を占めることになる、と考えられている。
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