臺灣地區(qū)のバラエティ番組「康熙來了」が2日、最後の収録を行なった。収録前の記者會見で司會者の蔡康永は感極まって會場で涙を流し、もう一人の司會者小S(徐熙娣)も普段はユーモアたっぷりだが、この日は聲を詰まらせた。新華社が伝えた。
「康熙來了」は臺灣のトーク形式のバラエティ番組で、2004年1月から臺灣中天テレビで放映を開始した。同番組は長い間、臺灣の同様の番組の視聴率において安定した首位を守り、大陸部、香港?マカオ、臺灣の視聴者、とりわけ若い世代に絶大な影響力を持っていた。臺灣の政治やビジネス、エンターテインメント業(yè)界の有名人、例えば政治家の馬英九や連戦などはかつて同番組に出演し、司會者2人から「つるし上げ」られた。番組はまた、たくさんのスターを生み出した。
知的な蔡康永と明朗快活で面白い小Sのコンビは、番組に獨特なスタイルを持たせ、2人の司會者に無數(shù)のファンができた。2015年10月16日、蔡康永が同番組の降板を申し入れたという聲明を発表し、徐熙娣もすぐに「進退を共にする」と表明した。これは12年近くにわたり走り続けてきた同番組の終了を意味していた。
このニュースが流れたあと、大勢のファンは「殘念だ」と聲をあげ、名殘惜しい気持ちを表した。一部の専門家は「歴史に名を刻み、臺灣のバラエティ番組の代表となった『康熙來了』の終了は一つの時代が終わった」と考えている。
2日の記者會見の席で、蔡康永は「皆に愛されなくなってからやっと別れを告げるのではなく、皆がまだ気にかけているうちに別れを告げたい」と語った。さらに小Sが進退を共にしてくれたことに対して感謝を意を表し、長年の相棒に対して「本當に私の良きパートナー」と稱えた。
2日の「康熙來了」最後の収録は全部で4回分の放送を収録した。1番目のテーマは「12年通知王」(前編、後編)、2番目はゲストに范氷氷と李晨カップルを招き、3番目は司會者の蔡康永、小Sと陳漢典のみが出演するという。最終回は2016年1月に放送予定だ。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月4日
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