今後、北京地下鉄の新路線では、身體障害者、高齢者、乳幼児連れ、大きな荷物を持った乗客の乗換えがさらに便利になる。北京市計(jì)畫(huà)委員會(huì)は2日、今年始まった「都市軌道交通バリアフリー設(shè)備設(shè)計(jì)規(guī)程」改正作業(yè)に絡(luò)み、新規(guī)程の意見(jiàn)募集稿が同日、同委員會(huì)公式サイト上で広く意見(jiàn)を募集することを明らかにした。新規(guī)程では、「ベビー休憩室」を利用者數(shù)が比較的多い駅に設(shè)け、全駅のプラットフォーム?公共スペースにバリアフリートイレを設(shè)けるとしている。北京晨報(bào)が伝えた。

市計(jì)畫(huà)委員會(huì)の擔(dān)當(dāng)者は、「高齢化が加速の一途をたどり、乳幼児を連れた保護(hù)者の地下鉄利用に対するニーズが高まりつつある中、北京の地下鉄內(nèi)のバリアフリー施設(shè)に関するよりきめ細(xì)かで人に優(yōu)しい設(shè)計(jì)の必要性がますます高まってきた。今回の新規(guī)程では、同市に新たに建設(shè)される新路線駅のバリアフリ―設(shè)計(jì)について言及されている。また、他の一部の駅をバリアフリー仕様に改造する計(jì)畫(huà)も、この新規(guī)程に盛り込まれている」と述べた。

先日、「地下鉄の車(chē)內(nèi)で授乳する」母親の寫(xiě)真が、ネットユーザーの間で話題になった。今後、地下鉄を利用する乗客が、赤ん坊に授乳しなければならない狀況になった場(chǎng)合、より快適でプライベートな空間が提供される。今回の新規(guī)程では、利用客數(shù)が比較的多い乗換駅に「ベビー休憩室」を設(shè)けることが打ちだされている。その他の一般駅では、バリアフリートイレ內(nèi)に「赤ちゃんスペース」が設(shè)けられる。ベビー休憩室を使う乗客は、攜帯荷物が多い傾向があることを考慮し、使用中に各種サポートが得られるよう、新規(guī)程は、「ベビー休憩室のドアは自動(dòng)ドアとする」「ドアの外側(cè)には、使用中か否かを示す表示をはっきりと出す」ことを求めている?！赋啶沥悚螗攻讴`ス」には、オムツ替え用ベッドを設(shè)置し、授乳に便利なソファを設(shè)けなければならない。ベビー休憩室の外には、監(jiān)視ビデオカメラなどの裝置を増?jiān)O(shè)し、異常があれば駅係員が迅速に対応できるよう、駅管理室と連攜させる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月4日