1月下旬、中國(guó)から日本に買い物に出かける団體がアジア最大の旅客船「クアンタム?オブ?ザ?シーズ」で上海を出発し、日本に到著した。日本メディアの報(bào)道によると、旅客たちは福岡市で観光と買い物を楽しみ、いろいろなサイズの買い物袋に入った商品を抱えて再び船に乗り込んだという。中國(guó)観光客は買い物に熱心で、そうした情熱を表す「爆買い」が2015年には日本で新語(yǔ)?流行語(yǔ)大賞を受賞した?！溉嗣袢?qǐng)?bào)」海外版が伝えた。

中國(guó)人観光客の海外での買い物ぶりは「豪快」と言えなくもない。商務(wù)部（商務(wù)?。─蓼趣幛骏签`タをみると、15年の海外消費(fèi)額は約1兆2千億元（約22兆1071億円）に達(dá)したという。銀聯(lián)の決済システムのデータによれば、中國(guó)人観光客に最も人気がある旅行先は日本、韓國(guó)、歐州、米國(guó)だ。日本の観光庁の統(tǒng)計(jì)では、15年の訪日観光客の消費(fèi)総額のうち中國(guó)人観光客が4割を占め、一人あたり平均は約1萬(wàn)6千元（約29萬(wàn)5千円）で世界一だった。試算によると、中國(guó)人観光客は韓國(guó)経済に220億ドル（約2兆6664億円）の貢獻(xiàn)をし、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の1.6％を擔(dān)ったという。

春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）が近づき、海外での大量買いの風(fēng)が大手通信販売プラットフォームにも吹き始めており、海外通販が消費(fèi)者を引きつけるための店舗側(cè)の大きな武器になっている。

海外大量買いにはさまざまな見(jiàn)方があり、価格、品質(zhì)、目新しさなどさまざまな理由が買い物への情熱を後押ししているという。購(gòu)入する商品はもはやぜいたく品に限らず、粉ミルク、紙オムツ、保健用品、ペン、ノート、冷卻シート、馬油などが人気だ。とりわけ若い人のショッピング行動(dòng)をみると、海外ショッピングの多様化や海外製品の認(rèn)知度の高まりといった?jī)A向が顕著だ。

消費(fèi)需要が個(gè)性化し、高品質(zhì)化する一方で、國(guó)內(nèi)関連産業(yè)の生産能力は過(guò)剰で、安売り競(jìng)爭(zhēng)が止まらない。こうした消費(fèi)と供給のミスマッチが、消費(fèi)需要を海外に向かわせている。有効な供給が消費(fèi)ニーズに対応できていないため、生産能力の過(guò)剰がさらに重荷になっている。