強いエルニーニョ現(xiàn)象がアフリカに與えた災害が広がっており、アフリカは過去30年間で最大の干ばつに見舞われ、被災者は3500萬人を超えると推定される。アフリカ諸國の政府は國際社會に緊急支援を呼びかけている。アフリカの深刻な飢饉を前に、習近平主席はこのほど南アフリカで行われた中國?アフリカ協(xié)力フォーラム(FPCAC)のヨハネスブルクサミットで、被災國に10億元(約172億6千萬円)緊急食料支援を提供することを明らかにした。
國際連合世界食糧計畫(WFP)は今月15日、ジンバブエ、モザンビーク、南アフリカ、ザンビア、マラウイ、スワジランドなどの被害が深刻な國では、食料支援が必要な人が農(nóng)村部に4千萬人、都市部に900萬人いると発表した。エチオピアで支援を必要とする人は2016年末時點で1千萬人増加して1800萬人に上る見込みという。國連児童基金(UNICEF)の推計によると、エチオピアには8700萬ドル(約98億円)の支援が必要だ。國連人道問題調(diào)整事務所(UNOCHA)によれば、今年下半期に農(nóng)業(yè)の狀況が好転したとしても、被災國が干ばつによる影響から抜け出すには2年がかかる。UNICEFは17日、「アフリカの雨季が過去30年で最大の干ばつに見舞われ、この影響により、アフリカの東部と南部では、100萬人近い子供が深刻な栄養(yǎng)不足に陥っている」と警告を発した。
商務部(商務省)のサイトが17日に伝えたところでは、中國はすでに緊急食料支援マニュアルを発動し、関連當局と共同で具體的な支援措置の制定を急ピッチで進めており、支援を著実に行うという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月21日
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