日本の大通りを歩いていると、ビルの合間にちょうちんが揺らめいているのをよく見かけ、一瞬、昔にタイムスリップした感覚に陥る。赤や白のちょうちんは大小さまざまで、店の看板かもしれないし、古典蕓能劇場の飾りの可能性もあり、神社のシンボルかもしれない。日本におけるちょうちんは伝統(tǒng)工蕓として伝承されており、懐かしさの象徴で生活に欠かせないものでもある。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
「神聖」を表す白のちょうちん
日本のちょうちんは一般的に紙を貼り合わせたものだが、現(xiàn)在ではプラスチック製のものもあり、種類も様々で用途も広範(fàn)囲だ。祝日や儀式、仏事、また飾りや宣伝として使用される。日本の各種「祭り」を迎えるたびに、中國で掲げられる赤く大きなちょうちんとは違って白いちょうちんが日本の神社や附近の商店街に掲げられる。毛筆デザインや字が書かれたものもあり、中國人からすると祭りの雰囲気ではなく少し葬式のように感じるが、長い時(shí)間をかけてようやくゆっくりと慣れてきた。日本人は白を神聖なものの象徴としており、神のみが使用できる色である。
白いちょうちんを高く掲げ、賑やかながらも厳かな雰囲気を見慣れてくると、段々と神秘的な美しさがわかってくる。有名な文化的古都である日本の京都は、中國古代の長安に倣って建設(shè)された都市だが、「先斗町」エリアを除く他のエリアのちょうちんは乳白色か白色のみで赤や他の色のちょうちんを掲げることを禁止するという規(guī)定がある。これは古都の伝統(tǒng)的な特色を守るためであり、古都の素樸な風(fēng)景を再現(xiàn)するためである。
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