第12期全國人民代表大會（全人代）第4回會議が16日午前に閉幕し、國務(wù)院の李克強(qiáng)総理が人民大會堂3階の金色ホールにて國內(nèi)外の記者からの質(zhì)問に答えた。

【「財経」誌記者】今年の政府活動報告が「ニューエコノミー」という概念を打ち出したことに私たちは注意を払っている。これは新興の電子商取引や小規(guī)模企業(yè)を指すものか？総理が提唱した「大衆(zhòng)による起業(yè)?イノベーション」との関係は？現(xiàn)在の経済の下方圧力を緩和するうえでどのような役割を果たすか？

【李克強(qiáng)総理】われわれの言う「ニューエコノミー」の発展とは、新しい原動力を育成し、中國経済の構(gòu)造転換と高度化を促すことだ?！弗衰濠`エコノミー」はカバー領(lǐng)域が広範(fàn)で、內(nèi)容が豊富だ。第1次産業(yè)、第2次産業(yè)、第3次産業(yè)に及び、インターネット、モノのインターネット、クラウド?コンピューティング、電子商取引など新興サービス業(yè)、新業(yè)態(tài)のみを指すのではなく、工業(yè)におけるスマート製造、大規(guī)模なカスタマイズド生産なども含み、さらに第1次産業(yè)における適度な大規(guī)模経営の家庭農(nóng)場や株式協(xié)同組合の推進(jìn)、農(nóng)村における第1次産業(yè)、第2次産業(yè)、第3次産業(yè)の融合的発展などにも関わる。「ニューエコノミー」の発展において、小規(guī)模?零細(xì)企業(yè)は大いに力を発揮でき、大企業(yè)はなおさらに大きな力を発揮できる?，F(xiàn)在多くの大企業(yè)は起業(yè)家プラットフォームに関わっており、こうした例は多くある。

従來の原動力が一定段階まで発展すると弱まるのは法則であり、多くの國々がこうした道をたどってきた。特に先進(jìn)國には多くの前例がある。その時には新しい原動力を一斉に出現(xiàn)させ、産業(yè)革命の趨勢に適応する必要がある。新しい原動力と従來の原動力の改造?向上を結(jié)び付ければ、ハイブリッドの原動力を形成することもできる。新しい原動力の発展は従來の原動力の改造?向上にとって意義がある。われわれは現(xiàn)在過剰生産能力の削減を進(jìn)めているが、これは重化學(xué)工業(yè)企業(yè)に関わる。こうした企業(yè)の多くは従業(yè)員が多すぎ、余剰従業(yè)員を転職させる必要がある。新しい原動力が発展すればさらに多くの雇用を創(chuàng)出できる。これによってもわれわれは余剰生産能力の削減に大いに力を入れることができる。われわれが提唱する大衆(zhòng)による起業(yè)?イノベーションは、事実上大企業(yè)、中企業(yè)、小企業(yè)、研究機(jī)関にプラットフォームを提供し、クラウドイノベーション、クラウドソーシング、クラウドサポーティング、クラウドファンディングなどに活躍の余地を與えるものだ。

もし無數(shù)の大衆(zhòng)の創(chuàng)造力を発揮させ、積極性を引き出せば、川をもせき止められる気勢を形成することができ、背水の陣を敷いて決戦を挑む意志も加わって、経済の下方圧力に耐え抜き、経済の構(gòu)造転換と高度化を促すことができると言えよう。國の繁栄と進(jìn)歩は、やはり無數(shù)の民衆(zhòng)の參加にある。これによって人の全面的発展を?qū)g現(xiàn)することもできる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月17日