國際オリンピック委員會(IOC)は、ペルーの首都リマで13日に開催された第131次総會において、2024年夏季五輪開催地をパリ、2028年夏季五輪開催地をロサンゼルスとすることを正式に決定した。新華社が報じた。
総會において、IOCとパリおよびロサンゼルスが共同で取り交わした三者合意が、IOC委員の挙手による承認(rèn)を通じて満場一致で採択された。バッハIOC會長は、IOCが2024年第33回大會と2028年第34回大會の開催地として、それぞれパリとロサンゼルスを同時決定したと宣言した。
バッハ會長は、「今回の決定は、IOC改革の成果であり、パリとロサンゼルスはこの改革の利益を一番先に受ける都市であると言えよう。同時に2大會の開催地を決定したことで、IOCと2つの都市の三者全てに利益をもたらす『ウィン?ウィン?ウィン』の結(jié)果が得られた」と改めて強調(diào)した。
2024年大會には、パリとロサンゼルスのほか、ハンブルク、ブダペスト、ローマ、ボストンが立候補していた。だが、これらの都市が相次いで立候補を取り下げたため、パリとロサンゼルスの2都市だけが殘った。IOCは、2024年大會をパリで、2028年大會をロサンゼルスで開催するという判斷を下したが、正式な決定には順序を踏まえる必要があった。
スイス?ローザンヌで今年7月31日に開催されたIOC理事會において、ロサンゼルスは、2028年大會の開催提案についてIOCと合意、ロサンゼルス市議會で投票によって採決されたことから、2024年オリンピック?パラリンピック開催の立候補都市は唯一パリだけとなった。その後、2028年五輪選考委員會は、ロサンゼルスが2028年大會開催のあらゆる條件に適合していると承認(rèn)した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月14日
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