韓國法務(wù)部(省)は11月30日、「韓國政府は、平昌(ピョンチャン)オリンピック前後期間にあたる今年12月1日から來年3月31日まで、韓國國內(nèi)での犯罪歴がなく、かつ一定條件を満たす中國人を?qū)澫螭?、滯留期間15日までの韓國入國ビザ免除措置を?qū)g施する」と発表した。新華社が伝えた。
法務(wù)部によると、ビザ免除対象となるのは、過去5年間に個人で韓國入國ビザの発給を受けたことがあり、韓國への出入國に問題がなかった中國人で、20萬ウォン(約2萬円)以上のオリンピック入場チケットを所持し、指定の旅行代理店を通じて関連手続きを行った中國人観光客および一般の公務(wù)パスポート所持する中國人。
このほか、ビザ免除政策が適用されるのは、仁川(インチョン)、金浦(キンポ)、金海(キメ)、清州(チョンジュ)、務(wù)安(ムアン)、大邱(テグ)、襄陽(ヤンヤン)の7つの國際空港から入國する中國人に限られる。條件を満たす中國人は、対象期間中に問題なく韓國に入國したのち、さらに有効期間5年のマルチビザ(1回の滯留期間は90日まで)の申請手続きが行える。
また、韓國法務(wù)部は、2018年1月1日から12月31日まで、クルーズ船を利用して韓國を訪れるツアー客のみを?qū)澫螭趣筏皮い恳粫r入國許可の範囲を個人旅行客に拡大することを決定した。同時に、オリンピック開催中に東海(トンヘ)港および束草(ソクチョ)港に入港するクルーズ船の滯留許可期間を3日から5日に延長する方針。
韓國法務(wù)省は、「今回打ち出された一連の措置は、中國人観光客の韓國訪問のさらなる簡便化、平昌オリンピック入場チケットの販売促進、江原道(カンウォンド)における観光業(yè)の発展を目的としている。また、韓中両國の人文交流促進も期待している」とコメントした。
平昌冬季オリンピックは2018年2月9日から25日まで、平昌冬季パラリンピックは3月9日から18日まで、韓國江原道平昌郡で開催される。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月4日
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