自分の胸像と記念寫真におさまる惠若琪選手(撮影?泱波)。 |
3日午後、女子バレーボールリーグ戦ディフェンディングチャンピオンの江蘇チームがホームの常州で、今シーズンの賜杯奪回を目指す上海チームを迎えた。これは、江蘇女子バレーチームにとって4強(qiáng)突破の最後のチャンスとなった。またそれだけでなく、27歳になる元中國代表の惠若琪選手が本試合を最後に引退式を行うことが、人々の関心を集めた。12年間にわたり様々な試練を乗り越えてきた彼女のバレーボール生活がこの試合で一つのピリオドを迎えることとなった。人民網(wǎng)が報じた。
惠選手は若くして注目を集め、十?dāng)?shù)年にわたる現(xiàn)役生活において、彼女はオールマイティプレーヤーとして名を馳せ、歴代5代の中國女子バレー監(jiān)督から重用された。また、2013年から2016年まで、低迷していた中國女子チームが再び世界トップレベルに返り咲く過程において大きく貢獻(xiàn)した。優(yōu)れたテクニックと粘り強(qiáng)い闘志、卓越した集中力に加え、整ったルックスと明るい性格で高い人気を集めた。
2006年、當(dāng)時15歳だった惠選手は江蘇チームに入団。翌2007年、バレーボール人生の春を迎えた彼女は、中國女子バレー合宿トレーニング対象選手リスト入りを果たした。當(dāng)時、中國女子バレーの監(jiān)督を務(wù)めていた陳忠和氏は、この女子バレー界のルーキーに、大きな將來性を見出した。トータル的なテクニックに長けていた惠選手は、中國代表チームでさらに力を伸ばし、2013年には、郎平監(jiān)督率いる中國代表チームで第15代キャプテンとなった。2014年バレーボール女子世界選手権では中國は準(zhǔn)優(yōu)勝に輝き、16年ぶりの快挙を成し遂げた。
2015年アジア選手権で、中國女子バレーは4年ぶりにアジアチャンピオンに返り咲いた。2016年リオ五輪では、中國女子はセットカウント3対1でセルビアを下し、金メダルを獲得。この決勝戦で、勝敗を決めたマッチポイントは、惠選手が奪い取った?;葸x手とチームメイトは、オリンピック表彰臺の一番高い場所に立った。その後、彼女がキャプテンを務(wù)めた江蘇チームは素晴らしい成績をあげ、リーグ戦チャンピオンと全國運(yùn)動會(全運(yùn)會)のチャンピオンの座を次々と勝ち取った。
日本で開催された2015年ワールドカップの直前、惠選手は突然、心臓の不調(diào)を訴えた。このため、彼女は同大會への出場を見合わせた。心臓の手術(shù)後、彼女は再び國家代表チームに戻った。
バレーボールのコートから間もなく退くことになる惠選手は、「自分のバレーボール人生を振り返ってみると、後悔は何一つない。自分のあらゆるエネルギーと情熱、青春をコートに捧げ盡くしたから」と話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月6日
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