東風(fēng)ホンダ汽車有限公司はこのほど、2017年2月14日から2018年2月27日までの間に製造された、1.5リットルターボエンジン搭載の「CR-V」2018年モデルの一部をリコールすることを明らかにした。対象車は13萬455臺に上る。この発表を受けて、エンジンオイルに問題があるとして2ヶ月半にわたり販売を停止されていたCR-Vの販売が再開されることになった。またCR-Vは中國の自動車史上で初めてリコールによって販売を停止された車種になった。「経済日報」が伝えた。
CR-Vは中國の細分化されたスポーツ用多目的車(SUV)市場で人気を集めるコンパクトSUVで、2004年から現(xiàn)在までの間に中國では100萬臺が販売された。
東風(fēng)ホンダ関連部門の責(zé)任者の加藤文男さんは、「消費者から問題の指摘を受けて確認したところ、東風(fēng)ホンダは問題ある車両の一部を回収しており、そのエンジンを分解して調(diào)べてみると、エンジンオイルが増える現(xiàn)象がみられることがわかった。これは主に設(shè)計の問題であり、エンジンのパラメータ較正と関連があると思われる。この過程では、部品にはすべて異常がなかったので、少なくともエンジンには製造過程での問題はないといえる」と話す。
今回のリコール対象車両について、東風(fēng)ホンダは4段階でハードウェアを交換し、ソフトウェアをバージョンアップする。具體的には、エアコンユニットとラジエーター散水管ユニットを無償で交換し、エンジンを制御するFI-ECUソフトと無段変速機(CVT)搭載車種の通信機TCUソフトをバージョンアップするという。
リコール措置がエンジンや車両の性能への懸念を起こさないかという問題について、東風(fēng)ホンダサービス技術(shù)科の関泰松科長は、「東風(fēng)は國が資格を認定した検査機関に特に依頼して、リコールになった車両の動力性能、経済性、騒音、排気ガス、エネルギー消費量などについて、中國の國家基準を踏まえてテストを行うことを要求し、その結(jié)果、これらの性能の指標は技術(shù)上の要求を満たしており、リコール前のデータと基本的に一致しており、関連の性能にいかなる影響も與えないことがわかった」と説明する。
東風(fēng)ホンダ販売部の郭和平副部長は、「現(xiàn)在、2萬臺近いCR-Vがリコール作業(yè)を終え、これは対象車の15%にあたる。今後1年以內(nèi)に13萬臺のリコールを完了させる計畫だ」と話す。
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