日本経済団體連合會(huì)（経団連）は5月31日の総會(huì)で、榊原定征氏に代わって日立製作所會(huì)長(zhǎng)の中西宏明氏（72）が會(huì)長(zhǎng)に就任したことを発表した。會(huì)長(zhǎng)の任期は4年。

経団連は企業(yè)會(huì)員1370社などから構(gòu)成され、日本商工會(huì)議所、経済同友會(huì)と合わせて「経済3団體」と呼ばれている。経団連の會(huì)長(zhǎng)は日本において大きな影響力を有し、「財(cái)界総理」と見(jiàn)なされている。新會(huì)長(zhǎng)に就任した中西氏を、不祥事が相次いでいる製造業(yè)の信頼回復(fù)という非常に重要な課題が待ち構(gòu)えている。

必要なハードパワー

「経済」という非常に重要な分野の舵を握る経団連の會(huì)長(zhǎng)は一定のハードパワーを有し、日本企業(yè)を代表する大企業(yè)の管理者でなければならないほか、世界的な競(jìng)爭(zhēng)の経験、技術(shù)革新の能力を備え、経団連內(nèi)部の方針に対する提案や政府との意思疎通などの面における功績(jī)も求められる。

中西氏は東京大學(xué)卒業(yè)後、米スタンフォード大學(xué)大學(xué)院でコンピューターエンジニアリング學(xué)修士課程を修了した。また、1970年に日立製作所に入社し、歐州総代表や北米総代表を務(wù)めた経験を有する。2010年、金融危機(jī)の影響を受けた日立が巨額の赤字を計(jì)上し、その危機(jī)を脫出させるべく、中西氏は取締役代表執(zhí)行役執(zhí)行役社長(zhǎng)の職を引き受け、期待に応えて、不調(diào)だったテレビとハードディスクドライブの業(yè)務(wù)を復(fù)活させた。そして、鉄道や発電、通信などのインフラ建設(shè)に力を注ぎ、営業(yè)赤字は黒字に転じた。14年、中西氏は取締役代表執(zhí)行役會(huì)長(zhǎng)に昇進(jìn)し、同年に経団連の副會(huì)長(zhǎng)にも選出された。

中西氏は、モノのインターネットや人工知能などのデジタル技術(shù)が起こす「第4次産業(yè)革命」の波が産業(yè)構(gòu)造を変えており、日本にとってはチャンスであると同時(shí)に、課題もあるとの見(jiàn)方を示す。

日本の高齢化や社會(huì)支出の増加、インフラ建設(shè)、資源やエネルギーの節(jié)減のプレッシャーなどの社會(huì)問(wèn)題に関して、中西氏は、高度な先進(jìn)技術(shù)を?qū)毪筏皮ⅳ椁妞胝n題を解決する超スマート社會(huì)構(gòu)築方針「ソサエティー5.0」を提唱し、デジタル化されたコンセプトやアイテムを醫(yī)療や交通機(jī)関、都市の計(jì)畫(huà)的建設(shè)、金融などの分野に活用し、人々の生活水準(zhǔn)と社會(huì)運(yùn)営の効率向上を図るよう提案している。