日本政府の「一帯一路」(the Belt and Road)建設(shè)への態(tài)度は消極的で、警戒して疑問を投げかける態(tài)度から、客観的に対処し、積極的に參加する態(tài)度へと変化した。昨年の春、日本の與黨?自由民主黨の二階俊博幹事長率いる代表団が「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムに出席したのを契機として、日本の態(tài)度には積極的な変化がみられるようになった。安倍晉三首相は日中両國は協(xié)力し合えるとたびたび発言し、「一帯一路」は東西の世界とさまざまな地域を結(jié)びつける潛在力のある構(gòu)想と賞賛し、「一帯一路」イニシアティブが世界の平和と繁栄に寄與することに期待を寄せ、日本はこの目的のために中國と協(xié)力したい考えだと述べた。(文:程永華?駐日本中國大使)
「一帯一路」イニシアティブは開放性、包摂性、透明性のある重要な國際協(xié)力プラットフォームであり、國際公共財であり、共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合うとの原則を堅持する。中日が協(xié)力しあい、徐々に相互の信頼を積み上げれば、日本の抱く疑念は協(xié)力の中で徐々に解消されることに違いはない?,F(xiàn)在、日本政府は「一帯一路」建設(shè)において相対的に実務(wù)的な態(tài)度を取り、中日の第三國市場をめぐる提攜協(xié)力の展開に重點を置き、特にインフラ建設(shè)分野に重點を置いている。これは先進國との「一帯一路」沿線での協(xié)力展開を推進するという中國政府の考えとも完全にマッチしている。経済の規(guī)模と相互補完性についていえば、中日両國には第三國市場をめぐる提攜協(xié)力の面で非常に大きな優(yōu)位性が備わっている。
実際、日本企業(yè)は「一帯一路」建設(shè)への參加にかねてより熱意をみせ、実際の行動も見せている。日本通運は日本最大の物流企業(yè)であり、2015年から中國鉄路総公司と協(xié)力して、在中國日本企業(yè)が國際的貨物列車「中歐班列」を利用した中央アジアや歐州行きの定期貨物輸送業(yè)務(wù)を展開するのを支援してきた。日本通運は「一帯一路」の勢いに乗って、昨年9月にはカザフスタンの國有鉄道?カザフスタン鉄道と協(xié)力して、中日のターミナルと中央アジア、歐州を結(jié)ぶ陸海複合輸送サービスを提供することを明らかにした。
中日両國の企業(yè)は第三國市場の開拓で一連の成功體験を追求してきた。両國政府は昨年より、企業(yè)間の「一帯一路」參加國での第三國市場協(xié)力展開への支援についてたびたび討論を行った。さきには両國の経済部門が「中日の第三國市場協(xié)力に関する覚書」に調(diào)印し、部門の枠を超えた「中日の第三國市場協(xié)力推進の作業(yè)メカニズム」を構(gòu)築するとともに、「中日第三國市場協(xié)力フォーラム」を開催することに同意した。こうした動きは両國企業(yè)が第三國市場協(xié)力を展開する上で整った制度的保障、政策的保障、効果的な協(xié)力プラットフォームを提供することになる。
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