ドイツのメルケル首相が24日、11回目の訪中を行った。世界第2のエコノミーと第4のエコノミーの再度の握手に全世界の視線が集まった。(人民日報「鐘聲」國際論評)
「世界の自由貿(mào)易の推進、保護主義との闘い、気候変動対策、多國間活動規(guī)則の策定において、獨中両政府は基本的に立場が一致している。また、両國間で意見が一致する分野はこれらにとどまらない」とドイツのメディアは指摘する。
これが現(xiàn)在の緊密な中獨協(xié)力の真実の姿だ。特に2014年に包括的?戦略的パートナーシップを構(gòu)築して以來、両國関係は目覚ましい発展を遂げ、協(xié)力の幅と深さは空前の水準(zhǔn)に達した。まさに習(xí)近平國家主席がメルケル首相との會談時に強調(diào)したように、中獨両國は協(xié)力?ウィンウィンの模範(fàn)者、中國EU関係の先導(dǎo)者、新型の國際関係の推進者、イデオロギーの違いを超えた協(xié)力者である必要がある。國交樹立後の46年、中獨協(xié)力は実り多く、國際社會の模範(fàn)といえる。
訪中を前にメルケル首相は「中國との緊密な協(xié)力」をテーマにビデオ談話を発表し、訪中への期待を表明。これまで訪中の度に中國の省?市を訪問し、中國の発展の活力と幅の広さを感じてきたことを特に強調(diào)した。そして今回訪問することになる深セン市はそんな中國とドイツの協(xié)力の証ともいえる都市となっている。
1978年にわずか16億8000萬ドルだった中獨貿(mào)易額は、今や1681億ドルにまで増えている。これは改革開放初期の100倍だ。中國にとってドイツはEU最大の貿(mào)易相手國であり、対EU貿(mào)易全體の3割近くを占める。ドイツにとって中國はすでに2年続けて世界最大の貿(mào)易相手國となっている。深センは在中ドイツ企業(yè)に最も人気の都市の1つでもあり、多くのドイツ企業(yè)が根を下ろし、中國のイノベーション企業(yè)と連攜し、多くの場で戦略的連攜?協(xié)力を?qū)g現(xiàn)している。
改革開放後の40年、多くのドイツ企業(yè)が中國企業(yè)と共に発展し、発展途上の大國の成長の奇跡を目撃してきたといえる。そして「一帯一路」建設(shè)の推進、及び一層の改革深化?開放拡大に伴い、急速に発展する中國は、両國の協(xié)力?ウィンウィンに一層の機會をもたらす。
中獨両國のウィンウィンの経験は、開かれた自由貿(mào)易の維持、多國間主義制度の提唱が、現(xiàn)代のグローバル?ガバナンスにとって重要な意義を持つことを物語ってもいる。とりわけ経済グローバル化が逆流に遭い、保護主義が臺頭する中、中獨両國はなおさらに責(zé)任感を示し、多國間の枠組でグローバル?ガバナンスを推進し、國際秩序と経済ガバナンス體制を共同で維持?整備する。中國は歐州統(tǒng)合プロセスを斷固として支持し、EU側(cè)と共に明確で予測可能かつ自信を強めるメッセージを國際社會により多く発信し、國際情勢の安定した、各國にプラスの方向への発展を後押しもする。
中獨両國の協(xié)力?ウィンウィンの分野とチャンスは、溝と摩擦を遙かに上回る。両國は対戦相手ではなくパートナーであり、平等と相互尊重を堅持し、互いの核心的利益と重大な懸念を理解し、これに配慮し、協(xié)力に焦點を合わせ続け、溝を適切に管理?コントロール?処理しさえすれば、中獨関係は長期安定的に発展する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月25日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn