「東京の臺所」と呼ばれる築地市場が6日、最後の営業(yè)日を迎え、多くの仕入れ業(yè)者や観光客が詰めかけた。営業(yè)終了後、83年間続いたこの市場は、現(xiàn)在の場所から東南の方向に數(shù)キロメートル離れた豊洲に丸ごと引っ越しをする。新華社が伝えた。

6日早朝、築地市場では最後のマグロの競りが行われた。競りの現(xiàn)場は人波でごった返し、威勢の良い呼び値の聲が場內(nèi)にこだましていた。この日の競りで最高値をつけたのは、約162キログラムの重さの青森県産マグロで、438萬5千円で競り落とされた。

築地市場関連業(yè)界団體で構(gòu)成された築地市場協(xié)會の伊藤?？禃Lは、同日、「市場として盛衰はあったが、83年間無事に営業(yè)を続けてこられたことを大変有難く、また嬉しく思う。豊洲市場への引っ越しが無事進むよう祈っている。また、今後、業(yè)者が一致団結(jié)し、豊洲市場をさらに繁栄させるよう取り組んでいきたい」とした。

1935年に営業(yè)をスタートした築地市場では、480種類の海産物と270種類の野菜が取り扱われ、1日數(shù)萬人の仕入れ業(yè)者が訪れていた。東京都は2001年、築地市場を江東區(qū)豊洲に移転することを決定したが、豊洲市場の汚染問題などが原因で、引っ越しは幾度となく延期されていた。

築地市場は6日正午に営業(yè)を終了し、市場全體の豊洲市場への引っ越し作業(yè)が行われ、引っ越しを終えたのち、これまでの築地市場の解體作業(yè)が始まることになる。豊洲市場は今月11日から正式に開業(yè)する予定。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月8日