國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)連休期間中、微信(WeChat)のモーメンツでは次々と海外旅行の寫真が投稿されていた。中國人は今や中國のパスポートを手に世界各地に出かけるようになっている。旅行プラットフォームの攜程旅行網(wǎng)は今年の國慶節(jié)連休期間における海外旅行者數(shù)は過去最多の700萬人に達(dá)する見込みとしている。
▽「不人気國」への旅行熱が上昇中
世界の人気旅行先を踏破した中國人観光客は、今度はニッチ市場の旅行先に目を向けつつある。攜程がこのほど発表した連休の航空券の國別検索ランキングによると、いわゆる「不人気國」が中國人観光客の旅行先リストに加わるようになった。
中でも中央アジアと東歐諸國の検索件數(shù)が目立って増加し、クロアチアの検索指數(shù)は同142%増となり、また周辺のセルビアやジョージア、アゼルバイジャン、中央アジアのウズベキスタンの検索件數(shù)もそれぞれ倍増した?!敢粠∫宦贰梗╰he Belt and Road)沿線の一部の新興國に対する中國人観光客の関心も非常に高まっている。連休にイスラエルに出かけた薛さんは、「人気のある観光地は中國人観光客ばかり。國慶節(jié)に海外旅行に行くなら『混雑を避ける』必要がある」と話す。
査証(ビザ)免除の新政策が追い風(fēng)となり、中國人観光客はモロッコやトンガ、チュニジアといったニッチ市場の目的地に足を向けるようになった。「革命旅行」も熱く燃え上がり、連休にはマルクス博物館やエンゲルス故居、レーニン故居、中國革命の先駆者たちが學(xué)び生活した場所で、中國人観光客の姿を多く見られた。
▽「爆買い客」から「ゆったり派の旅人」へ
中國人の旅行スタイルも変わりつつある。今年の連休には、多くの観光客の持ち帰るショッピングバッグが以前より少なくなり、人々は時(shí)間と精力を歴史や文化、観光スポットに注ぐようになった?!冈骄矱Cサイトで欲しいものは何でも手に入る。今回は純粋に楽しみに來た」と話す任さんは日本の京都で連休を過ごし、「身軽な旅人」になって、民宿に泊まり、グルメを堪能し、溫泉につかって、心ゆくまで京都を楽しんだ。そして買い物は帰りに友達(dá)にちょっとした手土産を買っただけだったという。
管理コンサルティング會社のマッキンゼー?アンド?カンパニーがこのほど発表した「中國海外旅行市場ディープウォッチング」によると、旅行業(yè)界では中國人観光客に対するこれまでのステレオタイプな見方が変わりつつあるという。調(diào)査によれば、中國人観光客の海外旅行では、実際にはすべての人がショッピングを希望しているわけではなく、旅行の計(jì)畫段階では、65%の人が自然の景観が美しく、コストパフォーマンスが高く、家族旅行にふさわしい場所を選びたいと考え、ショッピングは旅行の計(jì)畫を立てる際のトップ3の要素に入っているわけではない。ランドマークとなる観光スポットも、今では中國人観光客がその場所に行きたい理由のトップではなくなった。61%の人が旅行中に現(xiàn)地の暮らしをより多く體験したいと考えており、具體的には現(xiàn)地の文化や蕓術(shù)を鑑賞する、ニッチな観光スポットをめぐるなどを挙げた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn