中國の大學(xué)生たちが日本の知識(shí)を競うクイズ大會(huì)「笹川杯全國大學(xué)日本知識(shí)大會(huì)2018」の決勝戦が18日、北京大學(xué)英傑交流センターで行われた。北京大學(xué)の王博副學(xué)長をはじめ、日本財(cái)団の尾形武壽理事長、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の大島美恵子會(huì)長、在中國日本大使館の堤尚広公使などが來賓として出席した。人民網(wǎng)が伝えた。

北京大學(xué)の王博副學(xué)長は、「中日の學(xué)生間の交流は両國関係の発展にとって非常に重要?！汗G川杯全國大學(xué)日本知識(shí)大會(huì)』は日本財(cái)団からの支援をうけ、地域の行事から、全國的な大會(huì)へと成長した。今では中國各地の日本語學(xué)習(xí)者から注目され、すでに中日の若者たちが交流や相互理解を促進(jìn)するための重要な場となっている」とした。

また、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の大島會(huì)長は、「民間交流を通じて日中の新たな時(shí)代を擔(dān)う人材の育成に貢獻(xiàn)していきたい。今年は108大學(xué)から327人が參加しており、この大會(huì)のために選手たちは並々ならぬ努力を重ねてきていると思う。その過程で日本に対する幅広い知識(shí)だけでなく、新たな気づきや理解、チームメイトとの友情など、たくさんの貴重な収穫があったことだろう」とした。

同大會(huì)は北京大學(xué)と日本科學(xué)協(xié)會(huì)の共催で、日本財(cái)団が特別協(xié)賛している。団體戦では予選、決勝を見事トップの成績で勝ち抜いた宇文志鴻さん、奉煜坤さん、呉娜さんの3人からなる北京市の対外経済貿(mào)易大學(xué)チームが優(yōu)勝。個(gè)人戦では北京大學(xué)の邱碩さんが優(yōu)勝を手にした。

対外経済貿(mào)易大學(xué)チームの3人は人民網(wǎng)の取材に対し、「夏休みから大會(huì)に向けて対策を練っていたので、今回優(yōu)勝できてとてもうれしい」と語った。同チームを指導(dǎo)した寺田昌代先生は、「素晴らしい成績を手にすることができて非常にうれしい。同大學(xué)にとって今回が初出場で、まさか優(yōu)勝できるとは思いもしなかった。準(zhǔn)備では、日中の考え方の違いを考慮し、日本人講師が作った対策問題以外にも、學(xué)生たち自身にも出題させて練習(xí)した」とした。日本科學(xué)協(xié)會(huì)によると、今回の大會(huì)で優(yōu)秀な成績を収めた選手たちは、來年の2月ごろ日本に招待され、日本の若者との交流の機(jī)會(huì)が與えられるという。

日本財(cái)団の尾形理事長は大會(huì)閉幕後の取材に、「現(xiàn)在、ますます多くの中國人が日本に興味を抱き、日本への理解をさらに深めようとしている。中國の學(xué)生たちの日本に対する知識(shí)を深め、日本を訪問し、學(xué)習(xí)するチャンスを與えたいと考えたのが同大會(huì)を開催することになったきっかけ。ネット時(shí)代である現(xiàn)在、人々は世界のどこでもなんでも瞬時(shí)に手に取るように知ることができるが、それでは十分とは言えない。1つの國を理解しようと思ったら、自らその國へ赴き、文化や現(xiàn)狀を知るべき。今後、さらに多くの中國人が実際に日本を訪問することで、日本への理解を深め、日本文化を肌身で感じて欲しい」とした。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月19日