甘粛省敦煌西湖國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)はこのほど、保護(hù)區(qū)のモニタリングのために野外に設(shè)置してある赤外線カメラが野生のラクダ48頭の撮影に成功したことを明らかにした。新華社が伝えた。

西湖保護(hù)區(qū)管理局の職員は12日、野外に設(shè)置してある赤外線カメラ12臺(tái)を回収、採集した動(dòng)畫に48頭の野生ラクダの群れが映っていることを発見した。この動(dòng)畫は7月11日未明に保護(hù)區(qū)內(nèi)の歩道橋腳部近くで撮影されたもので、2000年以降、記録されたラクダの數(shù)が最も多い動(dòng)畫となった。玉門関保護(hù)ステーションの何東所長(zhǎng)は、「前回、我々が発見した野生ラクダは34頭だった。日常のパトロールでも、31頭の野生ラクダの群れに遭遇したことがある」としている。

野生のラクダは全て、フタコブラクダで、地球上で唯一、生き殘っている野生ラクダの種となっている。野生ラクダの頭數(shù)は極めて少ないため、絶滅危懼動(dòng)物を?qū)澫螭趣筏縄UCN（國(guó)際自然保護(hù)連合）レッドリストに組み入れられており、保護(hù)する必要性が極めて高い種となっている。

1980年代以降、新疆や甘粛など野生ラクダが生息する中國(guó)國(guó)內(nèi)の地域に、多數(shù)の大型自然保護(hù)區(qū)が設(shè)置され、野生ラクダ分布エリアのほとんどが重點(diǎn)保護(hù)対象地域に指定された。

敦煌西湖國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)ではその設(shè)立以來、野生ラクダの數(shù)が増加の一途を辿っており、野生ラクダの大きい群れが確認(rèn)される回?cái)?shù)も増え続けている。元國(guó)家林業(yè)局は2012年、同保護(hù)區(qū)において、「野生ラクダを自然にかえす活動(dòng)」を國(guó)內(nèi)で初めて実施し、4頭を野生に放した。2018年4月の時(shí)點(diǎn)で、野生にかえされたラクダは繁殖して11頭まで増えている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月20日