5日、上空から俯瞰した河南省鄭州市鄭東新區(qū)CBD如意湖畔にある河南蕓術(shù)センターの様子(寫(xiě)真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。 |
河南省鄭州市鄭東新區(qū)CBD如意湖畔にある河南蕓術(shù)センターは大劇場(chǎng)、音楽ホール、小劇場(chǎng)、美術(shù)館、蕓術(shù)館の5つの獨(dú)立した建物で構(gòu)成されている。それらは、大きさの異なる5つの「大きな金の卵」と酷似している。建物の設(shè)計(jì)は、陶製の笛である「陶塤」からインスピレーションを得ており、鄭州市のランドマークとなっている。設(shè)計(jì)コンセプトについては、河南省蕓術(shù)センターの5つの楕円體は、河南で出土した6500年前の古代楽器「陶塤」の形をイメージしたものとしている。壁は、中國(guó)の母なる川「黃河」を模しており、同じく河南で出土した2500年前の古代管楽器「石排簫」のイメージも取り入れられている。柱は、河南で出土した、8700年前に中國(guó)で初めて作られた笛「賈湖骨笛」のデザインが施され、中原文化と現(xiàn)代建築蕓術(shù)とが有機(jī)的に結(jié)合している。この鄭州のランドマークは、2015年、あるメディアが選んだ「都市十大最も醜い建物ランキング」にランクインした。また、「1949―2009年中國(guó)ランドマーク?トップ60」、中國(guó)建築プロジェクト魯班賞、詹天佑賞など數(shù)々の賞も獲得しており、鄭州東區(qū)を彩る風(fēng)景の一つにもなっている。 (編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年5月10日