「子供の頃、作文を書くときには、文章に彩を添えるために、有名人の名言を引用することが多かった」という経験がある人はたくさんいるだろう。だがその使い方を間違えてしまうと、物笑いの種になりかねない。このほど、「魯迅が語った言葉」を検索できるサイトがあるという情報(bào)が、多くのネットユーザーの間に広まっている。さっと検索をかけるだけで、それが本當(dāng)に魯迅によるものかがわかるため、今後は魯迅の名言?名句と稱した言葉を悪ふざけに使うことはできなくなる。
ネットユーザーの間で話題となっている「魯迅が語った言葉」が検索可能なサイトの正式名稱は、「魯迅博物館資料査訊オンライン検索系統(tǒng)(URL:http://cx.luxunmuseum.com.cn/)。公式サイトの紹介によると、同システムは、北京魯迅博物館文物資料保管部が整理したもので、魯迅の原作全編、翻訳作品全編および研究月刊の3つのサブシステムで構(gòu)成されており、システム內(nèi)の全資料の著作権は北京魯迅博物館が保有している。
この検索システムでは、「文章閲覧」、「簡単検索」、「詳細(xì)検索」、「総合統(tǒng)計(jì)」という4種類の検索方法に分かれており、ネットユーザーの間で話題になっている「魯迅が語った言葉」の検索は、この中の「簡単検索」を使って行うことができる。
実は、この検索システムが開設(shè)されたのは、かなり前のことだ。魯迅博物館側(cè)は、「魯迅博物館資料査訊オンライン検索系統(tǒng)」は2017年に開設(shè)したと明かし、現(xiàn)在でも関連史料や資料のコンテンツを増やしているという。同システムのトップページには、「システムは試行版であるため、不備な點(diǎn)については、ご意見をお寄せ下さい」と表示されている。
今年はちょうど、「五四運(yùn)動(dòng)」100周年にあたる。中國青年報(bào)公式微博(ウェイボー)などのメディアによると、5月5日と6日の両日に、同システムへのユーザー登録や検索機(jī)能の利用が殺到したため、一時(shí)はサーバーがダウンしてしまったが、6日午後にシステムは無事復(fù)舊した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月8日