25日午前9時20分頃、厳かな國歌が流れるなか、中國初の強襲揚陸艦「075型」の進水?テープカットセレモニーが上海で行われた。

同艦は中國が獨自開発した初の強襲揚陸艦で、上陸作戦や多様化任務(wù)遂行の高い能力を持つ。同艦は今後、計畫に基づき設(shè)備の調(diào)整、係留航行試験などを行う。

ある匿名の軍事専門家は、人民日報傘下の環(huán)球時報に対して、「同艦は獨特な設(shè)計、特殊な裝備、高い機動作戦能力を持つため、現(xiàn)代の海戦、特に上陸?島礁作戦で不可欠な新戦力だ。しかし設(shè)計が複雑なうえ、高い造船の技術(shù)力が必要で、コストが高くつくことから、建造の難易度が空母に次ぐ大型水上艦となっている」と述べた。

海軍の強襲揚陸艦を建造できる國は、米國、フランス、英國、スペイン、日本、韓國などと國の數(shù)が少ない?，F(xiàn)時點で075型に類似する強襲揚陸艦を建造できるのは中國と米國のみ。

上述した軍事専門家は、同艦の進水の意義について「これは中國海軍水上艦の発展が新時代に入ったことを意味し、中國海軍水上艦に新たな力が加わる」と話した。

「中國海軍の戦略的ニーズは、中國海軍が強襲揚陸艦を建造する大きなけん引力、切実な需要だ。同艦は海軍水上艦の構(gòu)成?構(gòu)造をさらに健全化させると同時に、中國海軍の作戦能力を飛躍させ、中國の島礁上陸作戦に革命的な革新をもたらす」

公開された資料によると、同艦の全長は250メートル、幅は30メートル、排水量は約4萬トン。排水量が4萬500トンの米ワスプ級強襲揚陸艦とほぼ同規(guī)模で、既存の強襲揚陸艦のうち最大級となる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月25日