中國外交部(外務(wù)省)の趙立堅報道官は15日、「中國は米國が世界保健機(jī)関(WHO)への資金拠出停止を発表した件について、重大な懸念を表明する。米國に対し、自身の職責(zé)と義務(wù)を適切に履行し、WHOの率いる國際的な防疫行動を支持するよう求める」とした。
趙報道官は定例記者會見で質(zhì)問に回答した際、「世界の公衆(zhòng)衛(wèi)生安全分野で最も権威があり、最も専門的な機(jī)関であるWHOは、世界の公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)対応において代替することのできない役割を果たしている。特に新型コロナウイルス感染癥の発生以來、WHOはテドロス事務(wù)局長の指揮の下で、積極的に自身の職責(zé)を履行し、國際防疫協(xié)力を推進(jìn)するために中心的な協(xié)調(diào)の役割を果たし、國際社會から広く評価され、高く稱賛された」と述べた。
また趙報道官は、「現(xiàn)在、世界の感染情勢は厳しく、正念場にさしかかっている。米國のこの決定はWHOの力を弱め、國際防疫協(xié)力を損ない、米國を含む世界各國、特に防疫能力の脆弱な國がその影響を受けることになる。我々は米國に対し、自身の職責(zé)と義務(wù)を適切に履行し、WHOの率いる國際防疫行動を支持するよう求める。中國はこれまで通り、WHOが國際公衆(zhòng)衛(wèi)生事業(yè)を推進(jìn)し、世界の感染癥対策において重要な役割を果たすことを支持していく」とした。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月16日