中國(guó)科學(xué)院昆明植物研究所は26日、中國(guó)人科學(xué)研究者がこのほどフィールドワークの際、すでに野生絶滅種とされていたツツジ「枯魯杜鵑」を新たに発見したことを明らかにした。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では1株しか発見されていないため、「ローラー作戦」による調(diào)査と緊急保護(hù)が必要となる。1929年9月、米國(guó)の植物學(xué)者であるジョセフ?フランシス?チャールズ?ロック氏は四川省南西部の枯魯山區(qū)であるツツジの標(biāo)本を採(cǎi)取したが、名前は付けられていなかった。1953年になって、この標(biāo)本は粘毛杜鵑の変種として発表された。その後、1978年になると種に昇格され、「枯魯杜鵑」という中國(guó)語名がつけられた。2013年に中國(guó)環(huán)境保護(hù)部(?。─戎袊?guó)科學(xué)院が共同で発表した「中國(guó)生物多様性レッドリスト-高等植物巻」と覃海寧氏などが2017年に発表した「中國(guó)高等植物レッドリスト」において、枯魯杜鵑はともに野生絶滅種(EW)とみなされていた。1929年以降、中國(guó)のデジタル植物標(biāo)本館には、2008年に四川省涼山州普格県の螺髻山から採(cǎi)取された「枯魯杜鵑とみられる」標(biāo)本記録しかない。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月27日