AIが人間を打ち負(fù)かすようになるのかは、非常に大きな論爭(zhēng)の的だ。AIが人間を打ち負(fù)かす可能性があるとしても、AIに組み込まれ、脳をコンピューターとリンクさせる方法で人の能力を増強(qiáng)するのが理想的で適切で現(xiàn)実的な方法なのかどうかは、十分に検証する必要がある。予想できる結(jié)果の1つは、チップを埋め込まれた人は超人か半超人になるということだ。
マスク氏は、「ニューラリンクのデバイスは『チップを通じて直接音楽を聴く』機(jī)能を?qū)g現(xiàn)できる」と述べた。またマスク氏は、このデバイスが人體を刺激して、オキシトシンやセロトニン、その他の化學(xué)物質(zhì)を分泌させるかどうか、人體のニューロンやシナプスのように働くのかどうかについて、肯定的な回答をしている。
ニューラリンクのデバイスが人體を刺激してさまざまなホルモンを分泌させるなら、チップを移植した人は何日間も飲食しなくても大丈夫ということになる。兵士なら「鋼鉄の兵士」になり、スポーツ選手なら現(xiàn)在の五輪記録保持者よりも速く、高く、強(qiáng)く動(dòng)けることになる。問(wèn)題は、こうしたチップ移植によって超人的な能力を與えられたら、世界の公正と公平をどのように保障するのか、という點(diǎn)だ。
また一方で、デバイスを移植すれば、ほとんどの人は意識(shí)や感情がコントロールされることになる。技術(shù)によって意識(shí)が制御された結(jié)果、人々が殺し合ったり、自分で自分を傷つけたり、さらには人類の滅亡につながる可能性さえある。このように考えると、果たして人類はこの技術(shù)を必要としているのかどうか疑問(wèn)がわいてくる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年9月3日