中國航空工業(yè)集団公司（以下、「同社」）の8日の発表によると、國産無人機(jī)「翼竜?2」が9月29日に、世界初の大型無人機(jī)緊急対応通信実戦訓(xùn)練に成功した?？萍既請螭瑏护à?。

同社の翼竜シリーズ常務(wù)副総師の王大勇氏によると、翼竜?2は同社が自主開発した、世界先進(jìn)水準(zhǔn)の多用途無人機(jī)だ。優(yōu)れたマルチセンサー融合能力を備え、すでに國內(nèi)外に多くのユーザーを抱えている。技術(shù)が成熟しており、その信頼性も高い。

「今回の訓(xùn)練で、翼竜?2は光電偵察ポッド、合成開口レーダー、公共ネットワークモバイル通信基地局、専用ネットワークブロードバンド自主構(gòu)築ネットワーク設(shè)備、ナローバンド超短波中継設(shè)備、CCD航空カメラという6つの設(shè)備を同時に搭載した」。王氏は、29日に行われた初の緊急対応通信保障訓(xùn)練について、次のように説明した。関連部門は実戦を立腳點とし、標(biāo)高が高く木が多く森林火災(zāi)が多発し、公共ネットワークでカバーされていない四川木里地區(qū)の5ヶ所を選び、森林火災(zāi)の発生を想定した。翼竜?2は指令を受けると直ちに貴州安順空港から出発し、2時間の飛行で500キロ離れた木里の上空に到著し、地上の救助隊に空中通信カバーを提供した。

関連部門の試験結(jié)果によると、翼竜?2は優(yōu)れた成績を挙げた。光電ポッドは畫像が鮮明で、レーダーのデータに不備がなく、空中調(diào)査地図が正確で、現(xiàn)場の音聲?動畫データが緊急対応管理部指揮ホールとリアルタイムで連結(jié)した。また、リアルタイムの調(diào)整と高効率の指揮が実現(xiàn)された。そして翼竜?2空中無人通信プラットフォームの実戦保障能力が十分に示され、道路?電力?ネットワークが途絶える過酷な狀況における、人員が入れず情報が伝わってこないという実戦の難題が解消された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月9日