世界の宅配便の取扱個數(shù)が過去最多の1000億個を記録した。ドイツの週刊誌「フォークス」の報道によると、郵便物の発送に使う郵便料金計器などを扱う米ピツニーボウズ(Pitney Bowes)が13日に発表した世界の年間宅配便取扱個數(shù)指數(shù)で、、2019年、日本人が受け取った宅配便の數(shù)は年間一人當(dāng)たり平均72個でトップだった。一方、中國は、宅配便取扱個數(shù)が最多の國だった。環(huán)球時報が報じた。

宅配便取扱個數(shù)指數(shù)は、中國、米國、日本、ドイツ、インドなど13市場を調(diào)査の対象とし、人口38億人をカバーしている。13ヶ國の宅配便取扱個數(shù)は2018年の870億個から2019年には1030億個へと増加した。1000億個の大臺を突破したのは今回が初めてとなる。昨年、世界の人々が発送した宅配便は一人當(dāng)たり平均27個で、1秒當(dāng)たり平均3248個の計算になる。この増加を大きく後押ししているのが中國だ。13ヶ國のうち、5分の3の宅配便は中國へ送られた。中國國家郵政局が今年初めに発表した統(tǒng)計によると、中國の2019年の宅配便サービス企業(yè)の取扱個數(shù)は累計635億2000萬個だった。

國民一人當(dāng)たりの宅配便受け取り個數(shù)を見ると、日本人が世界一。一人當(dāng)たり年間平均72個の宅配便を受け取っている。ドイツは中國、米國と同じで、44個だった。一方、英國人が受け取る宅配便は一人當(dāng)たり年間57個だった。専門家は、「日本は歴史的に見ても、『宅配文化』がある。現(xiàn)代社會において、発達(dá)しているECネットワーク、競爭が熾烈な宅配業(yè)界、規(guī)範(fàn)化されたサービス、賠償メカニズムなどが、日本の一人當(dāng)たりの宅配便受け取り個數(shù)が世界で斷トツで多くなっている原因だ?，F(xiàn)在、日本人は1‐2時間で、即配便を受け取ることができる」と分析している。

新型コロナの影響で、宅配便市場は驚異的なペースで成長している。數(shù)週間にわたって閉店に追い込まれた多くの実店舗が再開したとしても、マスクを著用して入店し、ソーシャル?ディスタンスを保たなければならないため、多くの人がオンラインショッピングを選んでいる。

ピツニーボウズは、今後6年以內(nèi)に、世界の宅配便取扱個數(shù)は2倍以上増加すると予想している。つまり、2026年には、取扱個數(shù)が2200‐2620億個になり、狀況によっては3160億個に達(dá)する可能性もあるということだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月16日