1860年10月18日、「萬園之園」と呼ばれた北京の円明園はイギリス?フランス連合軍により破壊された。円明園管理処は、歴史を銘記し、一人でも多くの人に円明園を見學(xué)してもらうために、破壊されてからちょうど160年目を迎えた今月18日、一般向けに無料公開した。北京日報(bào)が報(bào)じた。
観光客が円明園を見學(xué)する際、歴史を探りながら現(xiàn)代的な要素も感じることができるよう、円明園はこのほど、「円明園パスポート」を打ち出した。円明園內(nèi)のショップのほか、ショッピングサイト?天貓や京東の旗艦店でも購入することができる。パスポートの1ページ目がスタンプマップになっており、大水法や萬方安和など、マップに示された園內(nèi)の観光スポット51ヶ所の近くにあるショップで、各スポットのページにスタンプを押すことができる。
円明園の職員によると、「観光客が、それぞれのページの四角にある空白部分にスタンプを押すと、そのスポットの全體像が完成する仕組みになっている。例えば、萬方安和の空白部分に、相応のショップで『卍』の形をした建築物のスタンプを押すと、萬方安和の全體像が浮かび上がる」という。
そしてスタンプ51個(gè)を集めると、「円明園寶」という字のスタンプをゲットすることができる。職員によると、「このスタンプは、円明園寶物出入庫のロゴマークとなっており、全てのスタンプを集めると、『円明園を家に持ち帰る』ことができるというわけだ」とした。
またパスポートには、空白のページが7ページあり、特別な日に設(shè)置されるスペシャルスタンプが押せるようになっている。例えば、今月18日は円明園が破壊されてからちょうど160年目となるため、同日から12月31日まで、円明園內(nèi)の清史書店でスペシャルスタンプを押すことができる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月19日