デジタル人民元の足音がどんどん近づいてきたようだ。

このほど発表された「深センにおける中國の特色ある社會(huì)主義の先行モデル?yún)^(qū)建設(shè)の総合改革テスト実施案（2020-2025年）」に基づけば、中國人民銀行（中央銀行）デジタル通貨研究所の深センにある下部組織を土臺(tái)としてフィンテック?イノベーション?プラットフォームを設(shè)立し、デジタル人民元の內(nèi)部閉鎖型テストの実施を支援し、デジタル人民元の研究?開発?応用と國際協(xié)力を推進(jìn)するという。

深センでのこのテストは同市の新型コロナウイルス感染癥対策が常態(tài)化する時(shí)期に、消費(fèi)を喚起し、內(nèi)需を牽引するために行われるイノベーションの実踐であり、またデジタル人民元の研究開発過程における一般的テストでもある。

これより前、中國建設(shè)銀行もデジタル人民元ウォレットの公開テストを行った。

中國人民銀行金融政策司の孫國峰司長は8月25日に行われた國務(wù)院政策定例ブリーフィングで、「現(xiàn)在、デジタル人民元の研究開発は『安定、安全、コントロール可能、イノベーション、実用』の原則を遵守し、深セン、蘇州、雄安、成都及び將來の北京冬季五輪の會(huì)場で內(nèi)部閉鎖型テストを行い、理論の信頼性、システムの安定性、機(jī)能の実用性、プロセスの利便性、シーンの適用性、リスクのコントロール可能性を検証しているところだ」と述べた。

また孫氏は、「現(xiàn)在、デジタル人民元はまだ內(nèi)部閉鎖型テストの段階にある。デジタル人民元の正式発行のスケジュールもまだできていない」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月15日