國家文物局は13日、馬首銅像の所蔵先を北京市円明園管理処とした。馬首銅像は円明園に戻った初の獣首銅像となった。國家文物局が15日に明かしたところによると、初歩的な研究と分析により、円明園十二生肖獣首の製作技術(shù)の研究は掘り下げて行う価値があり、中國が誇る伝統(tǒng)的ロストワックス法鋳造技術(shù)の復(fù)元にとって貴重な実物資料であることが確認(rèn)された。また研究員は馬首銅像の內(nèi)壁から水垢のような白い殘留物を見つけ、噴水としての機(jī)能との関連性があると推測した。南方日報が伝えた。
國家文物局の計畫に基づき、北京大學(xué)考古文博學(xué)院は攜帯型蛍光X線分析裝置、X線撮影、可塑材料複製顕微鏡寫真、カメラ近距離撮影?観察などの方法により、馬首銅像の分析と検査測定を行った。馬首の材質(zhì)、鋳造技術(shù)、用途などの情報を把握しようとした。
研究員によると、この馬首の材質(zhì)は純度98%以上の銅だった。鋳造技術(shù)は伝統(tǒng)的なロストワックス法で、この製法で作られた逸品と言える。馬首の全體が一度の鋳造で作られており、段階別の鋳造や溶接は行われていない。たてがみと顔の部分の體毛がはっきりと確認(rèn)できる。また頭頂部のたてがみは層別に型が作られており、ワックスにより馬首とつなげ、一度の鋳造で出來ている。全體的な技術(shù)水準(zhǔn)が非常に高く、格式が高いことが分かる。研究員によると、上述した內(nèi)容は初歩的な推測にすぎないという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月18日