中央広播電視総臺の國寶を紹介する番組「國家寶藏(NATIONAL TREASURE)が今月21日から25日にかけて東京で開催中のマルチコンテンツマーケット「JAPAN CONTENT SHOWCASE」に設(shè)けられた中國聯(lián)合ブースでプロモーションを行っている。22日午後には、特別プロモーションイベントを開催した。中國新聞網(wǎng)が報じた。
「國家寶藏」のプロデューサーと総監(jiān)督を務(wù)める于蕾氏は同イベントで番組のコンセプトやスタイルを説明した際、「History」という英語の単語は「Hi」と「Story」に分けることができると話し、「『國家寶藏』は中國の歴史の物語に『Hi』と聲をかけ、歴史をワクワクするストーリーに変えて、視聴者に伝えるのが中心コンセプトだ」と説明した。
イベント終了後、日本の文化?博物界の専門家、中日の文化関連の高官、海外メディア、中日文化交流機(jī)構(gòu)の代表などが、番組のクリエイティブ、スタイルのPR、日本語版の製作などをめぐって、「國家寶藏」の番組製作チームと交流を行った。
「國家寶藏」のプロモーションを國外で行うのは、香港地區(qū)、フランス?カンヌ、英國ロンドン(2回)に続いて、日本が5回目。中國オリジナルの番組スタイルをPRするという點(diǎn)でも、「JAPAN CONTENT SHOWCASE」では、重要な位置を占めている。「國家寶藏」は最近、オランダのテレビ製作會社?エンデモルと、國際版「國家寶藏」を共同で製作することで合意した。また、「國家寶藏」が大ヒットしているため、BBCなどの海外メディアも提攜を強(qiáng)く望んでいる。央視記録國際伝媒有限公司が英國の製作會社と共同で製作したドキュメンタリー「CHINAS GREATESTTREASURES」が今月5日から、BBCのワールドニュースチャンネルで配信されている。
「國家寶藏」は中央広播電視総臺が2017年末から放送している國寶を紹介する番組。これまで、2シーズンにわたり、故宮博物院を含む國家級重點(diǎn)博物館17館と連攜して、中國でも最も貴重な國寶54點(diǎn)をめぐる古代の職人の知恵、その背後にある物語?エピソードなどを紹介してきた。同番組は、スタジオバラエティ、ドキュメンタリー、舞臺劇パフォーマンス、リアリティ番組などのアート形態(tài)を融合させ、「ドキュメンタリー型バラエティ番組」という新たなジャンルにチャレンジしている。2シーズンが放送され、テレビや動畫配信サイトなどを通して、合わせて9億人以上が視聴。動畫配信サイトのクリック回數(shù)は2億回、SNSの関連投稿のクリック回數(shù)は50億回に達(dá)している。そして、文化?博物系の番組、ゲーム、図書、オーディオ出版物などの文化関連商品が大人気となっている。「國家寶藏」は、オンラインやオフラインを通して、中國の博物館の文化財を中國だけでなく、世界中にPRしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月23日