國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日、10月1日)に合わせて封切られた映畫5作品の興行収入が合わせて40億元(1元は約15.7円)近くに達(dá)し、今年の國(guó)慶節(jié)映畫は春節(jié)(舊正月)映畫並みに大盛況となった。2021年の春節(jié)(舊正月、來年は2月12日)に合わせて封切られる予定の映畫も豪華な顔ぶれとなりそうだ。今年の春節(jié)映畫として公開される予定だったものの新型コロナウイルスの影響で延期になっていた「唐人街探案3(僕はチャイナタウンの名探偵3)」のほか、「緊急救援(The Rescue)」、「刺殺小説家(Assassin in Red)」、「人潮◆涌(◆はさんずいに兇)」、「新神榜:哪吒重生」などの力作5作品の上映がすでに決まっている。業(yè)界関係者は、今後、さらに多くの作品が春節(jié)公開に名乗りを上げ、春節(jié)映畫の競(jìng)爭(zhēng)は一層熾烈になるだろうと予測(cè)している。中國(guó)新聞網(wǎng)アプリが報(bào)じた。
最近、大作が続々と春節(jié)での封切りを発表している。陳思誠監(jiān)督がメガホンを取り、俳優(yōu)の王寶強(qiáng)(ワン?バオチャン)や劉昊然(リウ?ハオラン)が主演の「僕はチャイナタウンの名探偵3」の春節(jié)公開が最近発表され、人気検索ワード入りを果たした。同作品は今年始めのチケット前売りだけで興行収入が約3億元に達(dá)し、今年の春節(jié)映畫のチケット前売りランキングで首位に立っていた。
「僕はチャイナタウンの名探偵3」のポスター
「僕はチャイナタウンの名探偵3」は公開延期が決まって以降、新たな公開日がこれまでずっと決まらなかった?,F(xiàn)在、新型コロナウイルスの打撃を受け、萬達(dá)や華誼兄弟、北京文化などの各大手映畫館は赤字経営の狀態(tài)に陥っており、巨額の製作費(fèi)がかけられた商業(yè)映畫である「僕はチャイナタウンの名探偵3」が大ヒットするかが非常に重要になっている。第一作と第二作が大ヒットとなったため、多くのネットユーザーは、2021年春節(jié)映畫レースのチャンピオン有力候補(bǔ)と見ている。
「緊急救援」のポスター
同様に今年の春節(jié)に公開される予定だったものの延期になり、2021年の春節(jié)に公開されることになった「緊急救援」は、林超賢監(jiān)督の「湄公河行動(dòng) (Operation Mekong)」と「紅海行動(dòng)(Operation Red Sea)」に続く中國(guó)の國(guó)策を反映した「主旋律映畫」の第三作。初の海上救援をテーマした映畫で多くの人が公開を首を長(zhǎng)くして待っている。
その他、「刺殺小説家」や「人潮◆涌」、「新神榜:哪吒重生」なども春節(jié)映畫として公開されることが決まっている。
「刺殺小説家」のポスター
「刺殺小説家」は、ファンタジー作品で、小説の世界と現(xiàn)実の世界で物語が展開する。役者の演技だけでなく、特殊効果やアクションも見どころだ。
「人潮◆涌」のポスター
「人潮◆涌」は劉徳華(アンディ?ラウ)が主演。ファンタジーな要素が組み込まれ、劉徳華演じる冷血な殺し屋?周全と、肖央(シャオ ヤン)演じる記憶を失った小萌の身分が入れ替わるというユニークなストーリーだ。
「新神榜:哪吒重生」ポスター
「新神榜:哪吒重生」は、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、來年の春節(jié)映畫として公開される唯一のアニメーション映畫だ?!赴咨撸嚎F起(White Snake)」のクリエイターチームが製作を擔(dān)當(dāng)する。同作品は、全く新しい中國(guó)神話をモチーフに世界観を描き出し、「封神演義」の時(shí)代から3000年後に、ナタが敖丙率いる東海龍族と決死の戦いを繰り広げる。予告動(dòng)畫を見ると、現(xiàn)在トレンドとなっている「中國(guó)テイスト」ではなく、ハリウッドのアニメーション映畫のような仕上がりで、現(xiàn)代とファンタジーが融合した作品となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月26日