読書(shū)スタイルの選択肢が増えたことで生じた変化
簡(jiǎn)単にまとめるなら、紙媒體図書(shū)や電子書(shū)籍を読んだりするほか、オーディオブックを聴くというのも読書(shū)の方法の1つと考える人も多い。塗菲さんは、「高齢者はオーディオブックが大好き。特に、車(chē)を運(yùn)転している時(shí)に聴くのが好き。これも娯楽の一種だ」と話す。
第17回全國(guó)國(guó)民読書(shū)調(diào)査報(bào)告によると、2019年、中國(guó)の國(guó)民の3割以上(31.2%)がオーディオブックを聴く習(xí)慣があった。うち、成人の割合は30.3%だった。
読書(shū)スタイルの選択肢が増え、「読書(shū)の斷片化」がここ數(shù)年、何度も話題になってきた。紙媒體図書(shū)は市場(chǎng)を失ったと嘆く人もいれば、知識(shí)の取り入れ方が変わっただけで、それほど懸念する必要はないという人もいる。
「あさい読書(shū)」について、中國(guó)新聞出版研究院出版研究所の徐昇國(guó)所長(zhǎng)は、「デジタル化された読書(shū)スタイルには斷片化されたコンテンツもある。しかし、電子ブックリーダーによる読書(shū)を見(jiàn)ると、あさい読書(shū)もあれば、深い読書(shū)もあることが分かる」との見(jiàn)方を示す。
つまり、注目すべきは、読書(shū)のスタイルではなく、その質(zhì)だ。陶さんは、「読書(shū)スタイルが違うというのは、媒體が異なっているだけで、重要なのは、良い本を読んだ時(shí)の獲得感、満足感。できるだけたくさんの時(shí)間を取って読書(shū)することは奨勵(lì)するに値する」との見(jiàn)方を示す。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月21日