これまでに建設(shè)?稼働した5G基地局は累計70萬ヶ所を超え、接続する端末數(shù)は1億8千萬臺を超え、5Gスマートフォンの出荷臺數(shù)は累計1億臺を超えた……2019年に中國が正式に営業(yè)許可証を発行し、5Gが商用化されてから現(xiàn)在まで、すでに1年以上になる。5Gはまるで觸媒のように、都市の暮らし、経済、社會に大きな化學(xué)反応をもたらした。
暮らしがより楽しく:VRヘルメットをかぶって化學(xué)実験
週末の朝9時ちょうどになると、デリバリー配達(dá)員が楚楚さんの家まで朝食を運んできた。楚楚さんは朝食を食べながら、5Gスマホで各種のニュースサイトやショート動畫を次々チェックした。10時ちょうどになるとVR(仮想現(xiàn)実)ゴーグルをつけて、愛奇蕓のVRプラットフォームにアクセスし、ソファーに寢転んでこのひとときを楽しんだ……。
湖北省武漢市の製造メーカーで働くエンジニアの楚楚さんは、いろいろな目新しいテクノロジーデバイスに夢中だ。今は家族も一緒になって、毎日5Gがもたらす「スマートライフ」を楽しんでいる。
湖北省では昨年10月31日に5Gが正式に商用化された。楚楚さんは1年前に気になる點が多かったという。たとえば5Gスマホは機種が少なすぎるとか、料金が高すぎるとか、電波が自宅をカバーしていないといった問題があった……それから1年後、発売された5G新機種は160種類を超え、料金は最大3割下がり、5Gネットワークは市?州をカバーした。さらに多くの人が楚楚さんと同じように5Gスマホを購入し、5Gパックに変更し、5Gの波に乗る楽しさを味わっている。
楚楚さんの息子はこれまで、學(xué)校であった目新しいことを父親と共有してきた。
息子の學(xué)校は5G+VRシミュレーション実験プラットフォームを立ち上げ、VRヘルメットをかぶり、コントローラを操作すれば、試験管、ビーカー、アルコールランプなどの器具を制御して、化學(xué)の実験が行えるようにした。非常に面白かった。
ネットワーク設(shè)備の充実により、人々の暮らしは「クラウド時代」に急速に突入した。新しい技術(shù)がライフスタイルの変化をもたらしたと同時に、さまざまなスマート応用も生み出した。
仕事がより楽に:スマホが製造ラインを「コントロール」
あらゆる物事がインターネットにつながる時代、変化は暮らしの中だけにとどまらない。
楚楚さんは昨年、會社でスマート化改良を行い、すべての製造ラインにモノのインターネット(IoT)のチップを搭載し、5Gネットワークと一體化することで、人と機械、機械と機械との間の「ミリ秒?yún)g位」の相互連動を?qū)g現(xiàn)した。
楚楚さんは、「今はスマホ1臺あれば、製造ラインの狀況をリアルタイムで把握できる。在庫の回転率、製品の合格率、生産効率などを把握できる。スマート化改良の後、當(dāng)社の生産効率は向上し、人件費も削減できた」と話した。
インダストリアル?インターネット(産業(yè)のインターネット)と5Gが結(jié)びつき、大量のデバイスがネットに接続しクラウドにつながり、大量のデータがミリ秒?yún)g位で伝送され、より多くの業(yè)界や企業(yè)がデジタルを活用した高度化のチャンスをつかんだ。
EC分野では、5Gネットワークが伝送速度を引き上げ、ライブ配信が商業(yè)?小売の新たな業(yè)態(tài)になろうとしている。製造分野では、消費データを?qū)毪筏茲撛诘磨拴`ズをキャッチし、供給サイドのデジタル化変革はフレキシブル生産システム(FMS)の普及を加速させた……
現(xiàn)在、「5G+インダストリアル?インターネット」がスタート期から急速発展期へ転換する重要な段階にさしかかった。中國のインダストリアル?インターネットの応用は原材料、設(shè)備製造、消費財、エネルギー、醫(yī)療など30を超える重點業(yè)界をカバーする。
浪潮集団の王洪添執(zhí)行総裁は、「デジタル化へのモデル転換は今『選べる選択肢』から『回答しなければならない問題』に変わりつつある。當(dāng)集団はインダストリアル?インターネットのプラットフォームの発展、ストレージ製品のシステム構(gòu)築などを加速し、従來型業(yè)界のデジタル化による高度化のチャンスをつかまえ、より多くの新業(yè)態(tài)にサービスを提供していく」と述べた。
「G」が1つ増えてデジタル中國を加速
5Gは次世代情報技術(shù)の集積と代表であり、工業(yè)、交通、教育、醫(yī)療など各業(yè)界?各産業(yè)の発展のよりどころとなる科學(xué)技術(shù)の土臺だ。今年に入ってから、新型インフラ整備の加速推進(jìn)をめぐる一連の措置が次々に打ち出された。5Gの大規(guī)模な応用にともない、デジタル中國建設(shè)の歩みが加速している。
工業(yè)?情報化部(省)の辛國斌副部長は、「ネットワーク建設(shè)で、私たちは適度に先を行き、『車』が『道路』の開通を待つのではなく、開通した『道路』で『車』が來るのを待つようにする?,F(xiàn)在、5Gは建設(shè)発展の重要な段階に入り、基地局建設(shè)のペースは予想をはるかに上回る」と述べた。
同部のデータでは、中國は建設(shè)?稼働した5G基地局が累計70萬ヶ所を超え、第1-3四半期(1-9月)には、超高精細(xì)動畫、モバイルクラウド、VRなど個人の応用シーンが徐々に豊富になり、スマート技術(shù)はホームや自動運転などの垂直型産業(yè)での実踐が深化を続けている。
中國情報通信研究院の劉多院長は、「5Gが産業(yè)の側(cè)面から科學(xué)技術(shù)の進(jìn)歩をかき立て、経済の側(cè)面からモデル転換?高度化の新たな原動力を育成し、社會的側(cè)面から生活の新たなモデルを創(chuàng)造している。5Gユーザーの浸透率が上昇を続けるのにともない、5G関連のイノベーション型業(yè)務(wù)がこれから大幅に増加するだろう」と述べた。
現(xiàn)在、同部はデジタルインフラのコア技術(shù)と応用技術(shù)の協(xié)同での研究開発を加速?推進(jìn)している。これから、5Gを共に建設(shè)し、共に分かち合い、異なるネットワークと接続することを加速?推進(jìn)し、応用シーンをさらに豊富にし、商品の種類が豊富で、コストパフォーマンスの高い5G端末の市場への投入を促進(jìn)し、5Gと各業(yè)界との応用ルートを切り開き、消費の促進(jìn)、高度化へのサポート、経済発展の新たな原動力の育成などの各場面でスマート技術(shù)のポテンシャルをさらに顕在化させるという。(人民網(wǎng)日本語版論説員)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月24日