中國航天科技集団有限公司（以下「同社」）によると、同社は4日に2021年度作業(yè)會を開いた。作業(yè)會では、同社は今年40回余りの打ち上げ任務(wù)を予定しており、有人宇宙ステーションプロジェクトが重要な実施段階に入るとの指摘がなされた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

中國宇宙事業(yè)の2020年の打ち上げ回數(shù)は2018年と同じく39回。うち同社が34回でダントツの1位になり、全體の87.2％を占めた。中國航天科工集団は4回で10.3％を占めた。このほか、民間ロケット企業(yè)の星河動力も軌道上への打ち上げを1回行った。中國の打ち上げの中核パワーとしての同社は2021年、40回余りの打ち上げ任務(wù)を予定している。これが中國の2021年の宇宙事業(yè)に向け良好な基礎(chǔ)を築くことは間違いない。

同日の會議では、同社社長、黨組副書記の徐強氏が報告を行った。報告は同社の第13次五カ年計畫期間（2016?20年）及び2020年の科學(xué)研究?生産活動を総括し、第14次五カ年計畫期間（2021?25年）の奮闘目標と2021年の科學(xué)研究?生産任務(wù)を明確にした。

報告は、「同社は今年、40回余りの打ち上げ任務(wù)を予定している。有人宇宙ステーションプロジェクトは鍵となる実施段階に入り、通年の宇宙事業(yè)の最重要事項となる?；鹦翘綎藱C「天問1號」は中國初の火星の周回軌道の周回、火星への著陸、火星表面の探査を?qū)g施する。宇宙ステーション実験モジュール、有人月探査などの研究開発活動を重點的に展開する。北斗測位などの國家重要科學(xué)技術(shù)プロジェクトの民間航空などの分野における応用を重點的に加速?推進する」としている。

同社の通年の科學(xué)研究?生産任務(wù)には、▽打ち上げと飛行試験の回數(shù)が記録を更新し、重要プロジェクトと初飛行任務(wù)が大きな影響をもたらす▽技術(shù)の研究開発における難易度が高く、製品の品質(zhì)管理のリスクが高い▽ロット生産?引き渡しが高強度を維持し、フレキシブルな製造と規(guī)模化生産の能力の強化が待たれる▽市場の競爭がさらに激化し、細密化された経営管理とコスト抑制が避けられない――という4つの特徴がある。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月6日