広東省仏山市公安局はこのほど、「2020年生まれで一番多かった名前」を発表?!歌鳎枴工谓Mみ合わせが最も人気で、男の子で一番多かったのは「梓?!工?、2年連続のトップとなった。一方、女の子で最も多かったのは「梓晴」で、5年連続のトップだった。人民網(wǎng)が各社の報(bào)道をまとめて報(bào)じた。
「梓睿」や「梓晴」が連続でトップの座を守っている理由について、多くのネットユーザーは小説を読んで成長(zhǎng)した人が大人になったからと分析し、「戀愛(ài)小説を読んだ世代の人々が親になったんだなぁ」、「小説の主人公とヒロインの名前集みたい」などの聲が寄せられている。
このような現(xiàn)象について、民俗専門(mén)家高巍氏は、「名前のつけ方を見(jiàn)ると、時(shí)代の影響をある程度見(jiàn)ることができる」との見(jiàn)方を示す。
現(xiàn)在、親になっている若者の世代が成長(zhǎng)した時(shí)代は、香港地區(qū)や臺(tái)灣地區(qū)、日本、韓國(guó)のポップカルチャーが中國(guó)大陸部に入ってきた時(shí)期と重なる?!感≌h家の瓊瑤の作品を原作としたアイドルが登場(chǎng)するドラマ、新派武俠小説などの登場(chǎng)人物の名前は文學(xué)?文蕓のムードが漂っている。それらを見(jiàn)て育った世代の若者は強(qiáng)い印象を抱き、できた子供に、そこから取った名前を付けている」。
50後(1950年代生まれ)で最も多いのは「建國(guó)」や「解放」、60後(60年代生まれ)、70後(70年代生まれ)で最も多いのは「衛(wèi)星」や「紅旗」などで、いずれも時(shí)代の影響を大きく受けている。
80後になると、「?jìng)ァ?、「?jìng)堋?、「勇」などの漢字一文字の名前が流行し始め、さらに、「芳芳」や「■■(■は女へんに亭)」、「麗麗」といった、「漢字1文字の苗字+同じ漢字2文字の名前」というスタイルも人気になった。
90後(90年代生まれ)のほとんどは一人っ子で、オリジナリティある個(gè)性的な名前が人気に?!缸印?、「博」、「毓」、「軒」など縁起の良い漢字を使った名前が流行した。
00後(2000年代生まれ)や10後(2010年代生まれ)の名前を見(jiàn)ると、流行にのった名前を付ける人が増え、「紫萱」や「子軒」、「宇軒」、「雨涵」などが大人気となった。
しかし、あるネットユーザーは、ここ5年人気となっている名前を比較してみると、昔から根強(qiáng)い人気を誇る「俊傑」が依然としてランク入りを果たしているという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月7日