戦闘機(jī)「殲-20」（J-20）の初飛行から11日で10年になる。2011年1月11日、中國(guó)南西部の一隅で、黒く塗裝された1機(jī)の戦闘機(jī)が稲妻の如く空高く舞い上がった。中國(guó)が獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ戦闘機(jī)「殲-20」が初飛行に成功した。

■初公開(kāi)、世界が息を吞んだ2機(jī)編隊(duì)

2016年11月1日午前10時(shí)20分、第11回中國(guó)國(guó)際航空宇宙博覧會(huì)で、戦闘機(jī)「殲-20」の2機(jī)編隊(duì)が広東省珠海市の金灣空港上空を通過(guò)した。わずか1分間の公開(kāi)だったが、それは新たな時(shí)代の到來(lái)を世界に告げた。

■3機(jī)戦闘編隊(duì)が朱日和上空を通過(guò)

2017年7月30日に內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)の朱日和で開(kāi)催された中國(guó)人民解放軍建軍90周年祝賀軍事パレードで、戦闘機(jī)「殲-20」3機(jī)が閲兵臺(tái)上空を通過(guò)した。戦闘態(tài)勢(shì)で人々の前に姿を現(xiàn)したのはこれが初めてだった。

■部隊(duì)配備 実戦能力を徐々に備える

2018年2月、「殲-20」の空軍実戦部隊(duì)への配備が始まり、実戦能力を全面的に備えるうえでの重要な一歩を踏み出したことを空軍報(bào)道官が発表した。

■5機(jī)編隊(duì)が祖國(guó)と人民の観閲を受ける

2019年10月1日、「殲-20」5機(jī)編隊(duì)が中華人民共和國(guó)成立70周年軍事パレードに姿を現(xiàn)した。

「殲-20」チーフエンジニアの楊偉氏は、「2035年には『殲-20』は必ずや我々の戦闘機(jī)部隊(duì)の主力中の主力となり、それからもさらに進(jìn)化を遂げていく」と語(yǔ)った。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月11日