レストランの廚房では、ロボットアームがずらりと並んだ棚から料理を取り出す。食事ホールでは、配膳ロボットが美味しい料理を客の席に運ぶ。これは多くのスマートレストランの日常的な光景だ。自動化、スマート化、無人化のスマートレストランが近年ますます盛んになり、飲食業(yè)の高度化?モデル転換の新たなトレンドの一つになっている。人民日報海外版が伝えた。
■テクノロジーチックなレストラン
スマートレストランの「スマート」とはどこにあるのだろうか。このほど北京市朝陽區(qū)の海底撈スマートレストランを取材した。
ショーウィンドウを通して、廚房で數(shù)臺の白のロボットアームが料理を乗せる棚の近くでリズミカルに動いていたのは自動配膳裝置だ。海底撈新技術(shù)研究開発センター研究開発マネージャーの胡傑氏は、「客の注文後、コンピューターシステムが配膳裝置に情報を伝える。ロボットアームが配膳業(yè)務(wù)を行い、人による配膳の作業(yè)量を大幅に減らす。海底撈が獨自に開発したスマート廚房管理システムは、廚房スマート設(shè)備のブレインだ。システムがスマート廚房の各部分のデータを集め分析を行い、リアルタイムで廚房の運営狀態(tài)、生産狀況、在庫狀況などをチェックする。例えば消費期限を過ぎそうな料理があれば、自動的に判別し取り除くことができ、料理の質(zhì)をより良く保てる」と述べた。
■配膳ロボットが好評
新型コロナウイルス感染癥の発生後、飲食業(yè)界におけるロボットの需要が拡大を続けている。産業(yè)チェーン川上で、新松、優(yōu)地、擎朗智能など多くのスマートロボットメーカーが続々と同分野の研究開発に取り組んでいる。
うち擎朗智能の配膳ロボットは、配膳や食べ終わった皿の回収などが可能で、さらに自主的に障害物を回避できる?!阜墙佑|」をより良く実現(xiàn)するため、ロボットにはさらに新機能が追加された。料理が運ばれた後、客が確定ボタンを押さなくても、ロボットは自ら感知し來た道を戻る。例えば外婆家レストランはスマートロボットの導(dǎo)入により人員の接觸を減らした??亭琎Rコードで注文を行ってから、配膳ロボットは各テーブルのメニューにより配送するとともに、會計の支払いコードを提示し、食事の全プロセスにおいて人手によるサービスを必要としない。
擎朗智能の統(tǒng)計データによると、配膳ロボット2臺で20-30テーブルの食事に対応でき、飲食企業(yè)の人件費を効果的に削減し、作業(yè)効率を高める。擎朗智能の関係責(zé)任者は「効率、コスト、食品安全の視點から考えると、飲食スマート化のたゆまぬ発展に伴い、業(yè)界全體の無人配送など新技術(shù)への依存がますます強まることになる」との見方を示した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月7日